実は、中小企業経営者の約7割が「資産運用に興味はある」と答えながら、実際に継続できている割合は3割を下回るというデータがあります。始められない理由の断トツ1位は「時間がない」——。これを読んでいるあなたも、きっと心当たりがあるのではないかと思います。
こんにちは、静岡県清水区を拠点に活動している投資コンサルタント、ハワードジョイマンです。普段は店舗経営者向けの売上・利益アップコミュニティ「増益繁盛クラブゴールド」を主宰しながら、副業投資コミュニティ「株研」を運営しています。
実はここだけの話、私の休日の楽しみ方はかなりシンプルで、近所の清水港エリアを散歩しながら頭を空っぽにすることが多いです。港を歩きながら「あの会社の業績はどうだろう」なんて考えが浮かんでも、スマホで株価を確認することはほとんどしません。月足チャートを見るのは月末の1回だけ、それが私の投資スタイルだからです。経営者こそ、投資もオフタイムも「引き算」が大事だと感じています。
この記事では、本業で手一杯の経営者が「現実的に続けられるポートフォリオ」をどう組むか、私自身の経験と受講者さんの実例を交えながら具体的にお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 本業が忙しく、毎日チャートを確認する時間が取れない経営者・事業主の方
- ✅ 以前に短期売買やデイトレードで損失を出し、資産運用に苦手意識がある方
- ✅ 円安・インフレが進む中で、銀行預金のまま置いておくことに不安を感じている方
- ✅ ポートフォリオの組み方に明確な基準が持てず、なんとなく銘柄を選んでいる方
- ✅ 投資と本業の両輪で、将来の資産形成を本気で考え始めたい方

経営者が「投資で失敗する」本当の理由
私が2016年に株式投資を始めたころ、いきなり多額の損失を出しました。しかも投資詐欺にまで遭って、正直しばらく株の話を聞くのも嫌になっていたほどです。
当時の私は、経営コンサルタントとして日本全国・海外の経営者を支援する仕事をしていました。情報収集には自信がありましたし、意思決定も早い。それが裏目に出ました。SNSやYouTubeで見かけた「今が買い時」情報を鵜呑みにして、上昇の勢いに飛びついたのです。
経営者が投資でつまずく理由は、ほぼここに集約されます。本業で鍛えた「スピード重視の判断力」が、投資の世界では完全に逆効果になるのです。機関投資家が個人を揺さぶるのを待っているのに、その罠の真上に自分から飛び込んでいくようなものです。
買った瞬間に下がる、損切りしたら上がる——誰もが一度は経験するあの悪夢は、「高値圏での飛びつき買い」という行動パターンから来ています。経営の世界でいえば、競合がすでに撤退した後に参入するようなタイミングです。
月足チャートで「つまらない投資」を徹底する
損失と詐欺被害の後、私がやったことは地味の極みでした。塩漬けになった株のチャートを、ひたすら眺め続けたのです。毎日ではなく、月末に一度だけ。すると、月足のボリンジャーバンドという指標で株価の動きに一定のリズムがあることが見えてきました。
バンドが大きく下に広がった-2σや-3σのラインに株価がタッチした後、2ヶ月連続で陽線が続いたとき——そのタイミングこそが、個人投資家が「機関投資家のおこぼれをもらう」絶好のエントリーポイントです。ゴムのバネが縮んで解放されるイメージ、といえば伝わるでしょうか。
この方法の最大のメリットは、月に1回チャートを確認するだけでいいという点です。毎朝スマホで株価を確認する必要はありません。日中に値動きを気にして商談に集中できない、なんてことも起きません。経営と投資が干渉し合わない設計になっているのです。
私自身、この方法でコツコツ続けてきた結果、2026年4月10日にライフドリンクカンパニー(2585)の信用ポジションを手仕舞いして+1,608,096円の実現損益を記録しました。一発狙いの派手な取引ではなく、根拠を積み上げた結果です。
✓ ここまでのポイント
- 経営者特有の「スピード判断」は投資の世界では裏目に出やすい。飛びつき買いを避けることが先決
- 月足ボリンジャーバンドの-2σ/-3σタッチ後の「2ヶ月連続陽線」が株研メソッドのエントリーサイン
- 月1回チェックの運用設計にすることで、本業への影響をゼロに近づけられる
中小企業経営者向けの現実的ポートフォリオ設計
では具体的に、どんなポートフォリオを組めばいいか。私が株研のメンバーによくお伝えしているのは、次の3つの軸です。
①1,000円以下の割安成長株を現物で持つ
上場10年未満・株価1,000円以下・黒字見通し・出来高のある銘柄を中心に選びます。大化け期待というより、「下値が限られていて上値余地がある」銘柄を根拠を持って選ぶイメージです。初期投資を抑えながら経験値を積む入り口としても最適です。
②円安メリット業種を保有する
インフレと円安が進む環境下では、輸出系企業・商社・海外売上比率の高い企業は業績が追い風を受けやすい。預金を「持っているだけで目減りする資産」として捉え直し、こうした銘柄で実質的な資産防衛を図ります。
③配当株で「持っているだけで受け取れる収入」を作る
リターンを値上がり益だけに頼らない設計が、経営者には向いています。本業の売上が変動するのと同様、投資もキャッシュフローの多様化を意識する。配当×中長期保有の組み合わせは、時間的コストが最も低い運用法の一つです。
創薬株・IPO投機・信用取引の過度な活用は、株研では原則として推奨していません。一時的に大きく取れても、再現性がなく本業への影響が大きくなるからです。「つまらない投資が一番稼げる」というのは本当で、再現性こそが副業投資の命です。
「株研のルールに従って運用するようになってから、ベイスや楽天グループ、サイバーエージェント、エッジテクノロジーなどで数万〜30万円超の利確を積み上げられました。感情で動かず根拠で動く、このシンプルな繰り返しで含み益が2,300万円に達しています(2025年8月時点)。以前とは投資に対する向き合い方がまったく変わりました」
野村順二さん(飲食個人店コンサル・株研受講者)
「本業が忙しい」を言い訳にしないための仕組み
野村さんのような成果が出た背景には、「仕組みを先に作った」という事実があります。銘柄を選ぶ条件・買うタイミング・売るルール・記録の方法——これを感情が動いていない冷静な状態で先に決めておく。
株研では「5ステップ投資法」として、①どの株を買うか→②いつ買うか→③いつ売るか→④記録→⑤改善、というサイクルを会員さんに習慣化してもらっています。このサイクルを回すのに必要な時間は、月末の数時間だけです。
清水の港を散歩しながら「今月はどのバンドが気になる」とぼんやり考える。それくらいのゆとりが生まれると、投資は本業の邪魔どころか、経営の視野を広げるプラスの要素になってきます。私自身がそれを実感しているので、受講者さんにも自信を持って伝えられます。
株探・バフェットコード・みんかぶスクリーニングといった無料ツールと、株研独自の「お宝銘柄発掘ツール」「BB-3σ通知ツール」を組み合わせることで、スクリーニングにかかる時間も大幅に短縮できます。ツールに任せられる部分は任せて、判断にだけ人間の時間を使う——これが兼業投資の正しい設計です。
まとめ|「投資も経営も、根拠ある選択の積み重ね」
経営者として20年間、日本全国・海外の事業者をコンサルティングしてきた私が思うのは、投資も経営も本質は同じだということです。感情で動かず根拠で動く。短期の結果に振り回されず、仕組みを先に作る。これができれば、本業と投資の両輪は必ず回ります。
「老後の資金が心配」「円安で預金が目減りしている気がする」——そういった漠然とした不安を、具体的なアクションに変えていくお手伝いをするのが株研の役割です。月1回チェックでいい設計ですから、まずは無料の入口から覗いてみてください。
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