「株価が気になって仕事が手につかない…」
「短期売買で少し儲かっても、すぐに損をしてしまう」
もしあなたがそう感じているなら、
見るべき「チャートの時間軸」が間違っているかもしれません。
株研が推奨する基本スタンスは、あくまで「中長期投資と配当」です。
今回は、チャート分析の優先順位(日足・週足・月足)を正しく理解し、
大きな波(トレンド)に乗って利益を出すための「月足チャート分析」の極意について解説します。
1. チャート分析の絶対序列「月足 > 週足 > 日足」
まず、チャートを見る上で絶対に守るべきルールがあります。
それは「長い期間のチャートほど力が強い」ということです。
• 月足(最強): 大きな時代の流れ、長期トレンドを表す。
• 週足(強): 中期的なトレンドを表す。
• 日足(弱): 目先の細かい動き。ノイズが多く、ダマシに遭いやすい。
資料では、「日足で取引する人は、日々の株価の上下に一喜一憂することになる」と警告されています。
本業がある私たちが目指すべきは、日々のさざ波に惑わされず、
月足で「世の中の大きな流れ(風)」を感じて、どっしりと構える投資です。
2. 買いの鉄板サイン「月足2ヶ月連続陽線」
では、月足チャートのどこを見ればいいのでしょうか?
最もシンプルで強力なサインが「2ヶ月連続陽線」です。
なぜ「2ヶ月」なのか?
月足チャートで「陽線(前の月より値上がりした)」が2ヶ月続くと、
それは単なる一時的な上昇ではなく、
明確な「上昇トレンド(右肩上がり)」に入った可能性が高いと判断できます。
トヨタ自動車の事例(1996年頃)
資料では、過去のトヨタ自動車のチャートを例に解説がありました。
日足チャートだけを見ると「陰線」が出て下がっているように見える場面でも、
月足チャートを見ると「4ヶ月連続陽線」で力強く上昇していることがあります。
• 日足だけ見る人: 「下がった!怖い!」と売ってしまう。
• 月足を見ている人: 「大きな流れは上昇中だから、ここは押し目(買い増しチャンス)だ」と冷静に判断できる。
このように、月足で「2ヶ月連続陽線」が出ている銘柄は、
多少の日々の下げがあっても、最終的には回復して上がっていく確率が高いのです。
3. 無料ツール「チャートギャラリー」で10年分を練習する
「習うより慣れろ」です。相場の波を感じる力を養うために、
フリーソフト「チャートギャラリー(無料版)」の導入を推奨しています。
練習方法
1. 過去10年分のチャートを見る: 無料版でも過去10年以上のデータが見られます。
2. ボリンジャーバンドを表示する: 移動平均線と±2σ、±3σを表示させます。
3. 「買いポイント」を探す:
◦ 右肩上がりの銘柄を探す。
◦ ボリンジャーバンドの−2σにタッチして反発しているか確認する。
◦ そこから「2ヶ月連続陽線」が出たタイミングを見つける。
これを多くの銘柄で繰り返すことで、
未来が見えなくても「あ、この形は上がるパターンだ」と直感的に分かるようになります。
4. 銘柄選びのヒント:日経225とコア30
月足分析と相性が良いのは、多くの投資家が見ている「素直な銘柄」です。
誰も知らないような小型株よりも、以下の銘柄群の方がチャートの法則通りに動きやすい傾向があります。
• コア30: 時価総額が大きく、日本を代表する30社。
• 日経225: 日本経済新聞社が選ぶ225社。
これらの銘柄は、外国人の機関投資家も注目しており、
資金が入りやすいため「きれいな右肩上がり」になりやすいです。
ただし、これらは株価が高い(3000円〜5000円以上)ことが多いため、
資金が少ない場合は「上場10年未満・1000円以下」の銘柄で同様のチャートパターンを探すのが得策です。
5. まとめ
1. 短期投資はしない: お店(本業)がおろそかになるため、中長期投資に徹する。
2. 月足ファースト: 日足のノイズに惑わされず、月足で大きなトレンド(右肩上がり)を確認する。
3. 2ヶ月連続陽線: これが出たら「買い」のサイン。日足で下がっても焦らない。
4. 練習あるのみ: チャートギャラリーで過去10年分の「勝ちパターン」を目に焼き付ける。
「銘柄に恋をしない」こと。 自分の感情ではなく、
月足チャートという「事実」だけを見て、淡々とルール通りに投資を行う。
これが、長く勝ち続けるための秘訣です。

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