「会社の”健康状態”を見るための基本数字、ここだけは押さえよう」 ~財務諸表の基本を理解する~

会社の健康状態を理解することは、投資の成功に欠かせません。
医者が患者の体調を血圧や体温、血液検査の数値で判断するように、
投資家も企業の状態を様々な数字から読み取ります。
今回は、企業分析において特に重要な基本的な数値について、
できるだけわかりやすく解説していきます。

目次

成長性を見る数字

企業が健全に成長しているかどうかは、売上高の推移を見ることで判断できます。
ただし、売上高が増えているだけでは十分ではありません。
利益も同じように成長している必要があります。

例えば、売上高は増えているのに利益が減少しているケースがあります。
これは値下げ競争に巻き込まれているなど、企業の競争力が低下している可能性を示唆します。
逆に、売上高の伸びは緩やかでも利益が着実に増加している企業は、
強い競争力を持っていると考えられます。

収益力を見る数字

企業がどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す指標として、利益率があります。
売上高に対する利益の割合を見ることで、その企業の収益力を判断することができます。

特に営業利益率は重要です。
営業利益率が高い企業は、本業での競争力が強く、安定した収益を上げる力を持っています。
例えば、営業利益率が10%を超える企業は、かなり高い収益力を持っていると言えます。

安全性を見る数字

企業の財務体質の健全性を示す指標として、自己資本比率があります。
これは、企業の総資産のうち、どれだけが自己資本(株主資本)で賄われているかを示す数字です。

自己資本比率が高いほど、企業の財務体質は安定していると言えます。
一般的に、自己資本比率が40%を超えていれば健全な水準とされています。
ただし、業界によって適正な水準は異なります。

効率性を見る数字

企業がどれだけ効率的に資本を活用しているかを示す指標として、
ROE(自己資本利益率)があります。
これは、株主が投資した資金(自己資本)に対して、
どれだけの利益を生み出しているかを示す数字です。

例えば、ROEが10%であれば、
100円の投資に対して10円の利益を生み出していることになります。
一般的に、ROEが10%以上あれば良好な水準とされています。

企業価値を見る数字

株価が割高なのか割安なのかを判断する指標として、PER(株価収益率)があります。
これは、1株当たりの利益に対して、株価が何倍になっているかを示す数字です。

例えば、PERが20倍の場合、1株当たり100円の利益に対して、
株価は2,000円ということになります。
一般的に、PERが低いほど割安と考えられますが、
成長性の高い企業は高いPERでも妥当とされることがあります。

キャッシュの状況を見る数字

企業の実際の資金繰りを知る上で、営業キャッシュフローは重要な指標です。
利益が出ていても、実際のお金が入ってこなければ企業は立ち行かなくなります。

営業キャッシュフローが継続的にプラスであることは、企業の健全性を示す重要なサインです。
特に、営業キャッシュフローが投資や借入金の返済を十分にカバーできているかどうかは、
注目すべきポイントです。

まとめ

これらの数字は、企業の健康状態を知る上での基本的な指標です。
ただし、これらの数字だけで企業の価値のすべてを判断することはできません。

重要なのは、これらの数字の推移を見ることと、同業他社と比較することです。
また、なぜその数字になっているのか、その背景を理解することも大切です。

時間をかけて企業を観察し、その企業の特徴や強み、
課題を理解していくことで、より的確な投資判断が可能になっていきます。

【リスク開示】
本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
投資は自己責任で行うようお願いいたします。

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この記事を書いた人

株研主宰者:ハワードジョイマン

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