株価アラート機能の設定方法【買い時を逃さない】
こんにちは!今日は、
株式投資を効率化するための実践的なツール、
株価アラート機能の使い方を解説します。
「月に1回しかチェックしないって言ってたのに、アラート機能?」
そう思いましたか?
実は、これには理由があります。
なぜアラート機能が必要なのか?
株研メソッドの基本は「月1回チェック」
確かに、株研メソッドの基本は:
- 月に1回、月末だけチェック
- 日々の値動きは無視
これは今でも変わりません。
でも、こんな場面で困る
シナリオ1:買い逃し
月末にチェック: 「お、この銘柄、2ヶ月連続陽線だ!来月買おう」
翌月初(買う予定の日):
- 寄り付き価格が急騰
- 予定より15%高い価格
- 「高すぎる…買えない…」
シナリオ2:売り逃し
保有している銘柄が、月の途中で+3σに到達。
でも、あなたは:
- 月末までチェックしない
- その間に株価が下落
- 月末には+1σまで戻っている
- 「あの時売っておけば…」
シナリオ3:急落
保有銘柄に、重大な不祥事発覚。
株価が一日で30%暴落。
でも、あなたは:
- 月末までチェックしない
- 知った時には手遅れ
アラート機能の役割
アラート機能は、「緊急時のみ」使う保険
基本は月1回チェック。
でも、以下の場合のみ、通知を受け取る:
- 買いたい銘柄が、想定以上に上昇した(買い逃し防止)
- 保有銘柄が、売却タイミングに到達した(売り逃し防止)
- 保有銘柄が、急落した(リスク管理)
つまり、**「見なくていい時は見ない、でも重要な時は気づく」**という仕組みです。
アラート機能の基本設定
では、実際の設定方法を見ていきましょう。
使用するツール
1. 証券会社のアラート機能
- 楽天証券:「株価アラート」
- SBI証券:「株価アラートメール」
- マネックス証券:「アラートメール」
2. Yahoo!ファイナンスのアラート
- 無料
- 多くの銘柄を登録可能
3. スマホアプリ
- 「株価アラート」(無料アプリ)
- 「マイトレード」(無料アプリ)
基本的な設定項目
どのツールでも、以下の設定ができます:
1. 銘柄: どの銘柄を監視するか
2. 条件:
- 指定価格以上
- 指定価格以下
- 前日比○%以上
- 前日比○%以下
3. 通知方法:
- メール
- プッシュ通知
- SMS(有料の場合も)
株研メソッド用のアラート設定
では、株研メソッドに最適なアラート設定を紹介します。
設定1:監視銘柄の「買い逃し防止」アラート
目的: 2ヶ月連続陽線が出た銘柄を、来月買う予定。
でも、急騰したら買えない。
設定方法:
Step 1:月末に2ヶ月連続陽線を確認
- 銘柄:M社
- 現在株価:500円
- 来月買う予定
Step 2:アラートを設定
- 銘柄:M社
- 条件:550円以上(現在価格の+10%)
- 通知方法:メール
Step 3:アラートが鳴った場合
- すぐに株価をチェック
- まだ買える価格なら、買う
- 高すぎるなら、見送る
具体例:
月末(4月30日):
- M社、500円で2ヶ月連続陽線
- 来月(5月1日)に買う予定
- アラート設定:550円以上で通知
翌月初(5月1日):
- 寄り付き:510円(まだ範囲内)
- 予定通り購入
もし急騰していたら:
- 寄り付き:580円(+16%)
- アラートが鳴る
- 「高すぎるから見送り」と判断
設定2:保有銘柄の「売却タイミング」アラート
目的: 保有銘柄が+2σに到達したら、売りたい。
でも、月末まで待つと下がっているかも。
設定方法:
Step 1:保有銘柄の+2σを計算
- 銘柄:N社
- 現在株価:700円
- 購入価格:500円
- +2σの価格:950円(チャートで確認)
Step 2:アラートを設定
- 銘柄:N社
- 条件:920円以上(+2σの少し手前)
- 通知方法:メール
Step 3:アラートが鳴った場合
- チャートを確認
- 本当に+2σに到達しているか確認
- 到達していれば、売却
なぜ+2σより少し手前で設定?
理由:
- +2σに到達してから気づいても遅い
- 少し手前で通知を受け取る
- 準備する時間を持てる
設定3:保有銘柄の「急落」アラート
目的:
不祥事や業績悪化で、株価が急落することがある。
気づかないと大損。
設定方法:
Step 1:保有銘柄のリスクラインを決める
- 銘柄:N社
- 現在株価:700円
- 許容損失:-15%
- リスクライン:595円
Step 2:アラートを設定
- 銘柄:N社
- 条件:620円以下(リスクラインより少し上)
- 通知方法:メール+プッシュ通知
Step 3:アラートが鳴った場合
- すぐに原因を調べる
- ニュースをチェック
- 一時的な下落か、構造的な問題か判断
- 必要なら損切り
具体例:
保有中のN社、700円
ある日:
- 不祥事が発覚
- 株価が急落:700円 → 580円(-17%)
- アラートが鳴る(620円以下で設定)
あなた:
- すぐにニュースをチェック
- 「これは深刻だ」と判断
- 損切りを決断
- 580円で売却
もしアラートがなかったら:
- 月末まで気づかない
- その頃には450円(-36%)
- 大損
証券会社別の設定方法
具体的な設定方法を、主要証券会社ごとに説明します。
楽天証券の場合
Step 1:ログイン後、「アラート」をクリック
Step 2:「新規アラート登録」
Step 3:銘柄を入力
- 銘柄コードまたは銘柄名で検索
Step 4:条件を設定
- 「株価」を選択
- 「以上」または「以下」を選択
- 価格を入力
Step 5:通知方法を選択
- メールアドレスを登録
- 「登録」をクリック
メリット:
- 無料
- 設定が簡単
- メールで通知
デメリット:
- プッシュ通知はない
- メールに気づかないことも
SBI証券の場合
Step 1:ログイン後、「ポートフォリオ」→「アラートメール」
Step 2:「アラート登録」
Step 3:銘柄と条件を設定
- 銘柄コード入力
- 「株価」選択
- 「○○円以上」または「○○円以下」
- 価格入力
Step 4:メールアドレス確認
- 登録済みメールアドレスに送信される
Step 5:「登録」
メリット:
- 無料
- 信頼性が高い
デメリット:
- インターフェースが分かりにくい
- プッシュ通知なし
Yahoo!ファイナンスの場合
Step 1:Yahoo!ファイナンスにアクセス
Step 2:銘柄を検索
Step 3:「アラート」をクリック
Step 4:条件を設定
- 「以上」または「以下」
- 価格を入力
- 「設定」
Step 5:通知を受け取る
- Yahoo!アプリをインストール
- プッシュ通知を有効化
メリット:
- 無料
- プッシュ通知あり
- 多くの銘柄を登録可能
デメリット:
- Yahoo!アプリが必要
- 広告が多い
アラート管理のベストプラクティス
ルール1:設定しすぎない
やりがちな失敗:
「念のため、全部設定しておこう」
→ 毎日アラートが鳴る
→ 重要なアラートに気づかない
推奨:
- 保有銘柄:各1〜2個(売却+急落)
- 監視銘柄:各1個(買い逃し防止)
- 合計:5〜10個まで
ルール2:定期的に見直す
月末のチェック時:
- 不要になったアラートを削除
- 新しいアラートを追加
- 価格を更新
例:
M社を購入した場合:
- 「買い逃し防止」アラートを削除
- 「売却タイミング」アラートを追加
- 「急落」アラートを追加
ルール3:通知方法を工夫
推奨設定:
- 重要度高(急落):メール+プッシュ通知
- 重要度中(売却タイミング):メール
- 重要度低(買い逃し防止):メール
避けるべき:
- すべてプッシュ通知
- 理由:通知疲れ
ルール4:アラートが鳴っても慌てない
アラートが鳴った時の対処法:
Step 1:深呼吸(5秒)
- 慌てない
- 冷静になる
Step 2:情報収集(5分)
- 株価をチェック
- ニュースをチェック
- チャートをチェック
Step 3:判断(5分)
- ルールに従って判断
- 感情を入れない
Step 4:行動(5分)
- 必要なら売買
- 不要なら何もしない
合計:15分
これだけです。
Excelで作るアラート管理表
アラートの設定状況を、Excelで管理しましょう。
シート構成
必要な項目:
| 銘柄コード | 銘柄名 | 現在価格 | アラート種類 | 設定価格 | 設定日 | 設定先 | 状態 | メモ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1234 | M社 | 500円 | 買い逃し防止 | 550円 | 4/30 | 楽天証券 | 有効 | 来月購入予定 |
| 5678 | N社 | 700円 | 売却タイミング | 920円 | 4/30 | Yahoo | 有効 | +2σ手前 |
| 5678 | N社 | 700円 | 急落 | 620円 | 4/30 | 楽天証券 | 有効 | -15%ライン |
使い方
月末のルーティン:
- このExcelを開く
- 不要なアラートを「削除」に変更
- 実際に証券会社で削除
- 新しいアラートを追加
- Excelに記録
アラートが鳴った時:
- このExcelで確認
- どのアラートか確認
- メモ欄で意図を確認
- 適切に対応
よくある質問
Q1:アラートが鳴ったら、必ず売買しないといけない?
A:いいえ、判断は必要です。
アラートは、「チェックしてください」という通知であって、
「売買してください」という命令ではありません。
アラートが鳴った時:
- 情報収集
- 判断
- 必要なら行動
Q2:アラートを設定すると、毎日気になる?
A:慣れるまでは気になるかもしれません。
対策:
- 最初は少なめに設定(3個程度)
- 慣れてから増やす
- 「鳴らなければOK」と考える
Q3:複数の証券会社で同じアラートを設定すべき?
A:重要なアラートは、複数設定を推奨。
例:
- 急落アラート:楽天証券+Yahoo!ファイナンス
- 理由:通知を見逃さないため
ただし、設定しすぎると管理が大変なので、本当に重要なものだけ。
Q4:月1回チェックの原則と矛盾しない?
A:矛盾しません。
月1回チェックの本質:
- 日々の値動きに惑わされない
- 短期的な変動を無視
アラートの役割:
- 重要なイベントだけ通知
- 「見なくていい時は見ない、重要な時だけ気づく」
むしろ、月1回チェックを実現するための補助ツールです。
まとめ:アラートは「保険」
今日の重要ポイント
- アラート機能の役割
- 月1回チェックの補助
- 重要な時だけ通知
- 買い逃し・売り逃し防止
- 3つのアラート設定
- 監視銘柄の買い逃し防止
- 保有銘柄の売却タイミング
- 保有銘柄の急落
- 証券会社別の設定方法
- 楽天証券:簡単、メールのみ
- SBI証券:信頼性高い
- Yahoo!ファイナンス:プッシュ通知可
- ベストプラクティス
- 設定しすぎない(5〜10個まで)
- 定期的に見直す
- 通知方法を工夫
- 慌てず冷静に対応
- Excelで管理
- アラート一覧を作成
- 月末に更新
- 効率的に管理
実践のためのチェックリスト
□ 使う証券会社・ツールを決める
□ 保有銘柄のアラートを設定
□ 監視銘柄のアラートを設定
□ Excel管理表を作成
□ テストで1つアラートを鳴らしてみる
□ 通知が来るか確認
□ 月末ルーティンに組み込む
最後に:完璧を求めない
アラート機能は、完璧ではありません。
- 通知を見逃すこともある
- システムの不具合もある
- 設定ミスもある
でも、ないよりはずっと良いです。
保険だと思ってください。
普段は使わないけど、いざという時に役立つ。
それが、アラート機能です。
完璧を求めず、「あれば安心」くらいの気持ちで設定しましょう。
そして、基本は月1回のチェック。
これを忘れずに!
今日のポイント:
- アラートは月1回チェックの補助ツール
- 買い逃し・売り逃し・急落に対応
- 証券会社やYahoo!で無料設定可能
- 設定しすぎず5〜10個まで
- Excelで管理すると効率的
- アラートは保険、完璧を求めない
- 基本は月1回チェック

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