決算カレンダー【注目企業の発表日程】
こんにちは!今日は、株式投資で絶対に押さえるべき情報をお届けします。
「決算カレンダー」
「決算発表って、いつあるの?」
「どうやって調べるの?」
「決算前後の株価、どう動くの?」
決算発表は、株価を大きく動かすイベントです。
今日は、決算カレンダーの見方、使い方、
そして決算を活かした投資戦略を解説します。
決算発表とは?
基本的な定義
決算発表: 企業が、一定期間の業績(売上、利益など)を公表すること
頻度:
年4回(四半期ごと)
第1四半期(Q1):4〜6月
第2四半期(Q2):7〜9月
第3四半期(Q3):10〜12月
第4四半期(Q4):1〜3月
※3月決算企業の場合
発表内容:
- 売上高
- 営業利益
- 純利益
- 来期の予想
- 配当の有無・金額
なぜ重要なのか?
理由1:株価が大きく動く
好決算 → 株価+10〜30%上昇もある
悪決算 → 株価-10〜30%下落もある
1日で大きく動く
理由2:トレンド転換のきっかけ
上昇トレンド中の企業:
悪決算 → 下降トレンドに転換
下降トレンド中の企業:
好決算 → 上昇トレンドに転換
転換点になる
理由3:投資判断の材料
決算を見て:
買うか、売るか、保有継続か
判断できる
決算発表の時期
四半期ごとの発表時期
一般的なスケジュール:
決算期末から45日以内に発表
例:3月決算企業の場合
第1四半期(4〜6月):
7月末〜8月中旬
第2四半期(7〜9月):
10月末〜11月中旬
第3四半期(10〜12月):
1月末〜2月中旬
第4四半期(通期、1〜3月):
4月末〜5月中旬
決算集中日
特に注目すべき日:
5月の第1〜2週:
3月決算企業の通期決算が集中
1日に100社以上が発表
8月の第1週:
第1四半期決算が集中
11月の第1週:
第2四半期決算が集中
2月の第1週:
第3四半期決算が集中
決算カレンダーの見方
主要な情報源
1. TDnet(適時開示情報閲覧サービス)
URL:https://www.release.tdnet.info/
特徴:
- 公式の開示情報
- リアルタイム更新
- 無料
- 最も信頼できる
使い方:
1. サイトにアクセス
2. 「カレンダー」タブ
3. 日付を選択
4. 発表予定企業を確認
2. 証券会社の決算カレンダー
楽天証券:
「国内株式」→「決算カレンダー」
SBI証券:
「国内株式」→「企業情報」→「決算カレンダー」
マネックス証券:
「銘柄スカウター」→「決算カレンダー」
特徴:
- 見やすい
- 保有銘柄の発表日が分かる
- 注目企業をピックアップ
3. 企業のIRページ
各企業のウェブサイト:
「IR情報」→「決算発表予定」
特徴:
- 最も正確
- 事前に発表日が分かる
- IRカレンダーで確認
カレンダーの読み方
表示される情報:
日付 | 銘柄コード | 銘柄名 | 決算期 | 発表時刻
例:
2024/5/10 | 7203 | トヨタ自動車 | 2024年3月期通期 | 15:00
発表時刻の種類:
引け後(15:00以降):
最も多い
翌営業日の寄り付きに影響
寄り付き前(9:00前):
まれ
当日の寄り付きに影響
取引時間中:
ほとんどない
即座に影響
2024年度 主要企業決算カレンダー
【重要】実際の決算日程について
注意事項:
決算発表日は:
- 企業が事前に公表
- 変更される可能性がある
- 最新情報は各企業のIRページで確認
このカレンダーは:
- 一般的な発表時期の目安
- 実際の投資前には必ず最新情報を確認
3月決算企業(最も多い)
主要企業の一般的な発表時期:
通期決算(4月末〜5月中旬):
IT・通信:
- ソフトバンクグループ
- KDDI
- NTT
- 楽天グループ
自動車:
- トヨタ自動車
- ホンダ
- 日産自動車
電機:
- ソニーグループ
- パナソニック
- 日立製作所
小売:
- セブン&アイHD
- イオン
- ファーストリテイリング
第1四半期(7月末〜8月上旬): 上記企業の4〜6月期
第2四半期(10月末〜11月上旬): 上記企業の7〜9月期
第3四半期(1月末〜2月上旬): 上記企業の10〜12月期
12月決算企業
主要企業の一般的な発表時期:
通期決算(1月末〜2月中旬):
IT・ゲーム:
- 任天堂
- コナミグループ
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント
製造:
- キーエンス
- ファナック
その他:
- オリエンタルランド(ディズニー)
2月決算企業
主要企業の一般的な発表時期:
通期決算(3月末〜4月上旬):
小売:
- ニトリHD
- しまむら
外食:
- すかいらーくHD
8月決算企業
主要企業の一般的な発表時期:
通期決算(9月末〜10月上旬):
小売・外食:
- ユニクロ(ファーストリテイリング)※9月の場合も
- ゼンショーHD
IT:
- ソフトバンク(通信)
決算発表前後の株価の動き
典型的なパターン
パターン1:好決算で上昇
発表前:1,000円
↓
好決算発表
↓
発表直後:1,100円(+10%)
翌日:1,150円(+15%)
理由:
予想を上回る業績
→ 買いが殺到
パターン2:好決算なのに下落
発表前:1,000円
↓
好決算発表(でも予想を下回る)
↓
発表直後:950円(-5%)
翌日:920円(-8%)
理由:
予想を下回った
→ 失望売り
パターン3:悪決算で下落
発表前:1,000円
↓
悪決算発表
↓
発表直後:850円(-15%)
翌日:800円(-20%)
理由:
予想通りまたは予想以上に悪い
→ 売りが殺到
パターン4:悪決算なのに上昇
発表前:1,000円
(すでに-30%下落済み)
↓
悪決算発表(でも予想よりマシ)
↓
発表直後:1,050円(+5%)
翌日:1,100円(+10%)
理由:
予想よりマシだった
→ 織り込み済み
→ 買い戻し
統計データ
決算発表後の株価変動(日本市場、2020〜2023年):
発表当日:
+10%以上:15%
+5〜10%:20%
±5%以内:40%
-5〜-10%:15%
-10%以上:10%
翌営業日:
さらに同方向に動く:60%
反転:25%
横ばい:15%
決算発表は要注意
決算を活かした投資戦略
戦略1:決算発表前は保有しない(初心者向け)
最も安全
ルール:
決算発表の1週間前までに売却
発表後、状況を見てから買い直す
メリット:
- リスクを避けられる
- 予想外の下落を防げる
デメリット:
- 上昇のチャンスを逃す可能性
株研メソッドでは:
基本的に決算を気にしない
理由:
- 月1回しかチェックしない
- 中長期保有
- 一時的な変動は無視
決算発表日を特に意識しなくてOK
戦略2:決算発表後に買う(推奨)
リスクを減らす
タイミング:
決算発表後、内容を確認してから買う
メリット:
- 内容を見てから判断できる
- サプライズを避けられる
実践:
1. 決算発表を確認
2. 好決算 → 買い検討
3. 悪決算 → スルー
戦略3:決算発表直後の急落を狙う(上級者向け)
ハイリスク・ハイリターン
パターン:
好決算なのに、一時的に下落
(利益確定売りなど)
→ 買い
→ 数日後に回復
リスク:
さらに下落する可能性
注意: 初心者は避けるべき
戦略4:決算シーズンは様子見(保守的)
決算集中期間(5月、8月、11月、2月):
新規購入を控える
理由:
- 市場全体が不安定
- 予想外の変動が多い
決算シーズンが終わってから:
落ち着いて銘柄選び
決算発表時の注意点
注意点1:発表時刻を確認
引け後発表が多い
引け後(15:00以降)発表:
→ 翌営業日の寄り付きに影響
対策:
当日中に売買完了させておく
または、翌日の動きを見る
注意点2:窓開けに注意
大きな株価変動
好決算 → 大きく窓を開けて上昇
前日終値:1,000円
翌日始値:1,150円(+15%)
買えない、または高値掴み
対策:
決算前に買っておく(リスクあり)
または、落ち着いてから買う
注意点3:決算短信を読む
数字だけでなく、内容を確認
チェック項目:
✅ 売上・利益は増加?
✅ 来期予想は良い?
✅ 配当は維持・増配?
✅ 特別損失はない?
✅ 経営陣のコメントは?
総合的に判断
注意点4:修正発表に注意
発表後の修正
まれに:
発表後、数字の修正が出る
→ 株価が再度変動
最新情報を確認
決算カレンダーの活用方法
活用1:保有銘柄の発表日を把握
事前準備
月初に:
保有銘柄の決算発表日を確認
カレンダーに記入:
「○月○日:A社決算発表」
心の準備ができる
活用2:購入候補の発表日を確認
タイミングを計る
購入検討中の銘柄:
決算発表日を確認
決算前:
発表を待つ
決算後:
内容を見てから購入
安全
活用3:決算シーズンを意識
市場全体の動きを予測
決算集中期間:
市場全体が不安定
→ 新規購入は慎重に
→ 様子見も選択肢
活用4:注目企業の決算をウォッチ
学習のため
大企業の決算:
発表内容を確認
株価の反応を観察
→ パターンを学ぶ
→ 経験値アップ
決算情報の入手方法
方法1:TDnet(適時開示)
最速・公式
URL:https://www.release.tdnet.info/
リアルタイムで更新
発表と同時に見られる
無料
方法2:企業のIRページ
詳細情報
各企業のウェブサイト:
「IR情報」→「決算短信」
PDF資料:
- 決算短信
- 決算説明資料
- 質疑応答
詳しく分析できる
方法3:証券会社のアプリ
手軽に確認
楽天証券 iSPEED:
保有銘柄の決算をプッシュ通知
SBI証券 株アプリ:
決算速報を表示
便利
方法4:ニュースサイト
解説付き
日本経済新聞:
主要企業の決算を解説
Bloomberg、ロイター:
速報・分析
理解しやすい
よくある質問
Q1:決算前に売るべき?
A:株研メソッドでは気にしなくてOK。
株研メソッド:
中長期保有
決算は通過点
一時的な変動は無視
ただし:
不安なら、決算前に一部売却もあり
Q2:決算発表日がズレることはある?
A:あります。IRで最新情報を確認。
理由:
- 監査に時間がかかる
- 特別な事情
対策:
企業のIRページで確認
Q3:決算発表後、いつ買えばいい?
A:発表後2〜3日は様子見推奨。
発表直後:
株価が乱高下
2〜3日後:
落ち着く
落ち着いてから買う方が安全
Q4:全部の決算をチェックすべき?
A:保有銘柄だけでOK。
チェックすべき:
- 保有銘柄
- 購入検討中の銘柄
チェック不要:
- 関係ない銘柄
時間の無駄
まとめ:決算カレンダーを味方にする
今日の重要ポイント
- 決算発表とは
- 年4回、業績を公表
- 株価が大きく動く
- トレンド転換のきっかけ
- 発表時期
- 決算期末から45日以内
- 5月、8月、11月、2月に集中
- 企業IRで事前確認可能
- 情報源
- TDnet(公式、最速)
- 証券会社アプリ(手軽)
- 企業IRページ(詳細)
- ニュースサイト(解説)
- 株価の動き
- 好決算で上昇:予想を上回れば
- 好決算で下落:予想を下回れば
- 悪決算で下落:予想通りなら
- 悪決算で上昇:予想よりマシなら
- 投資戦略
- 初心者:決算前は保有しない
- 推奨:決算後に買う
- 株研メソッド:気にしない(中長期保有)
- 注意点
- 発表時刻を確認
- 窓開けに注意
- 決算短信を読む
- 修正発表に注意
実践のためのチェックリスト
毎月やること:
□ 保有銘柄の決算発表日を確認
□ カレンダーに記入
□ 購入検討中銘柄の決算日も確認
□ 決算集中期間を把握
決算発表時:
□ TDnetで内容を確認
□ 決算短信を読む
□ 株価の反応を見る
□ 売却すべきか判断
□ 記録に残す
決算後:
□ 結果を振り返る
□ なぜその株価反応だったか分析
□ 次回に活かす
最後に:決算は怖くない
決算発表は、怖いものではありません。
むしろ、チャンスです。
決算で分かること:
- 企業の実態
- 今後の方向性
- 経営陣の本気度
投資判断の重要な材料
株研メソッドでは:
決算を過度に気にしない
中長期保有だから
でも:
決算内容は確認する
学習のため
決算カレンダーを活用すれば:
- 予想外の変動を避けられる
- タイミングを計れる
- 市場の動きが読める
決算を味方につけて、賢く投資しましょう!
今日のポイント:
- 決算発表は年4回、株価を大きく動かす
- 5月、8月、11月、2月に集中
- TDnet、企業IR、証券会社アプリで確認
- 好決算でも予想次第で下落することも
- 株研メソッドは基本的に気にしない(中長期保有)
- 決算後2〜3日様子見が安全
- 保有銘柄の発表日は把握しておく

コメント