「日足」だけで判断していませんか?月足・週足を使った「波乗り投資法」
「昨日買った株が今日下がってしまった…もう損切りするべき?」
「ニュースで暴落と言われて不安で眠れない」
株式投資を始めたばかりの方が最も陥りやすいのが、
日々の株価(日足)の動きに一喜一憂してしまうことです。
しかし、勝ち続けている投資家は、
目の前の「さざ波」ではなく、もっと大きな「潮の流れ」を見ています。
今回は、日足・週足・月足の3つの時間軸を使いこなし、
どっしりと構えて利益を出す「波乗り中長期投資法」について解説します。
1. チャート分析の絶対ルール:「月足 > 週足 > 日足」
まず、チャートを見る上で絶対に覚えておくべき力関係があります。
それは、期間が長いほどトレンドの信頼性が高いということです。
• 月足(Monthly): 最も強い。長期的なトレンド(潮の流れ)を示す。
• 週足(Weekly): 中くらいの強さ。中期的な波を示す。
• 日足(Daily): 最も弱い。日々のノイズ(さざ波)を含みやすい。
多くの初心者は「日足」ばかりを見て、
「今日は上がった、下がった」と騒ぎますが、
月足が上昇トレンドであれば、数日の下落は単なる調整(押し目)に過ぎないことがほとんどです。
2. 鉄板の買いサイン:「月足で2ヶ月連続陽線」
では、具体的にどのタイミングで買えばよいのでしょうか?
資料で推奨されている最も勝率の高いサインは、
「月足で2ヶ月連続陽線が出たとき」です。
1. 月足チャートを開く。
2. ローソク足が2ヶ月続けて「陽線(赤などの上昇線)」で終わっているか確認する。
3. さらに、全体の形が右肩上がりになっているか確認する。
この条件が揃った銘柄は、
強力な上昇トレンドに乗っている(勢いがある)証拠です。
このサインが出た時点で買いを入れれば、
その後多少の日々の変動があっても、
中長期的には利益が出る可能性が非常に高くなります。
3. 各時間軸の使い分けフロー
実際のトレードでは、以下のように3つの時間軸を組み合わせて判断します。
STEP 1:【月足】で大局を確認する
まずは月足を見て、「今は上昇トレンドなのか?」を確認します。
ここで右肩上がりでなければ、そもそも投資対象から外します。
「木を見て森を見ず」にならないよう、まずは森(月足)を見ましょう。
STEP 2:【週足】で下落メドを探る
もし株価が下がってきた場合、
「どこまで下がる可能性があるか」を週足でチェックします。
週足の移動平均線やボリンジャーバンドの−2σ付近などが、反発の目安(サポートライン)になります。
STEP 3:【日足】でエントリータイミングを計る
最後に日足を見ます。月足・週足が良い状態であれば、
日足で一時的に下がったタイミング(ボリンジャーバンドの−2σタッチなど)は、
絶好の買い場となります。
逆に、日足で「暴落だ!」と見えても、
月足が崩れていなければ、「安く買えるチャンス」と冷静に判断できるようになります。
4. 「分かりやすい銘柄」だけを相手にする
投資対象として選ぶべきは、「素直な動きをする銘柄」です。
資料では、以下のグループが推奨されています。
• 日経225(日経平均採用銘柄): 日本を代表する企業群。流動性が高く、チャートが素直に動きます。
• Core 30(コア30): 時価総額と流動性が特に高い超大型株。
これらの銘柄は多くの機関投資家や外国人投資家が見ているため、
テクニカル分析(ボリンジャーバンドなど)が教科書通りに機能しやすい特徴があります。
逆に、名前も知らない小型株や、チャートが乱高下している銘柄は、予測が難しいため避けましょう。
5. 練習あるのみ:「チャートギャラリー」の活用
理論が分かっても、実際に目が慣れていなければ判断できません。
資料では、「チャートギャラリー」(無料版で可)などのソフトを使い、
過去10年〜30年分のチャートをチェックすることを推奨しています。
• 過去のチャートで「月足2ヶ月連続陽線」を探す。
• その時、その後の株価がどうなったかを確認する。
• ボリンジャーバンドの±2σでの反発を確認する。
これを繰り返すことで、未来が見えなくても
「あ、ここは買いのパターンだ」と感覚的に分かるようになります。
まとめ
株式投資で大切なのは、
「世の中の変化(風)」を感じ、大きな波(月足トレンド)に乗ることです。
• 日足の一喜一憂で消耗しない。
• 月足の「2ヶ月連続陽線」を信じる。
• 週足でリスク管理をする。
• 現物投資でじっくり待つ。
この基本を守れば、画面に張り付く必要はなくなり、
心穏やかに資産を増やしていくことができるでしょう。


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