配当金×値上がり益!「取引回数を減らして勝つ」中長期保有の極意
「毎日株価をチェックして疲れてしまった…」
「買った株が下がって損切りばかりしている…」
もしあなたがそう感じているなら、
投資スタイルを「狩猟型(短期売買)」から
「農耕型(中長期保有)」に切り替えるタイミングかもしれません。
実は、投資の世界では
「取引回数が少なければ少ないほど勝ちやすい」という逆説的な真実があります。
今回は、ウォーレン・バフェットも実践する
「配当金」と「成長」の両取りを狙う、
堅実な中長期投資戦略について解説します。
1. 株式投資の醍醐味は「ダブルでおいしい」こと
株式投資で利益を上げる方法は大きく分けて2つあります。
1. 売却益(キャピタルゲイン): 安く買って高く売る
2. 配当金(インカムゲイン): 保有しているだけで定期的に受け取れる現金
中長期投資の最大のメリットは、
この2つを「ダブルで狙える」点にあります。
例えば、配当利回りが高い銘柄を安値で仕込んでおけば、
毎年チャリンチャリンと現金が入ってきます。
そして数年後、株価が大きく上がったタイミングで売れば、
大きな売却益も手に入ります。
仮に株価が上がらなくても、
配当金をもらい続ければ、いずれ元本を回収できます。
「待つ時間」さえも利益に変えられるのが、現物による中長期投資の強みです。
2. 銘柄選びの基準:バフェット流「生活に根付いた株」
では、どのような銘柄を選べばよいのでしょうか?
投資の神様ウォーレン・バフェットのポートフォリオ(Apple、コカ・コーラ、アメックスなど)には
共通点があります。
それは、「人々の生活習慣に根付いている企業」であることです。
• 反復利用されるか?(毎日飲む、毎日使う)
• なくてはならない存在か?(インフラ、必需品)
流行り廃りの激しい商品ではなく、
10年後も20年後も使われているイメージが湧く企業の株は、
売上が底堅く、長期保有に適しています。
自分が普段使っているサービスや、
街で見かける「いつも混んでいる店」などをヒントに銘柄を探してみましょう。
3. 「PBR1倍割れ」×「日経225」を狙え
日本株独自の狙い目として、
「PBR(株価純資産倍率)1倍割れ」の銘柄があります。
PBR1倍割れとは、簡単に言えば
「企業の解散価値(持っている資産)よりも安く株が売られている状態」です。
100円が入っている財布が80円で売られているようなもので、
非常にお買い得な状態と言えます。
ただし、注意点があります。
「安いから」という理由だけで無名な企業の株を買うと、
いつまで経っても見向きもされず、
株価が上がらないことがあります(バリュートラップ)。
成功の秘訣:
PBRが低く、
かつ「日経225(日経平均採用銘柄)」などの有名大型株を選ぶこと。
注目度が高い銘柄であれば、割安感が解消される過程(PBR改善の動き)で、素直に株価上昇が期待できます。
4. 「元が取れる年数」を計算して待つ
中長期投資では、メンタルを保つために「配当金で元を取る計算」をしておくのがおすすめです。
• 配当利回り5%の場合: 20年保有すれば、配当だけで投資元本を回収(タダ株化)できます。
• 配当利回り10%の場合: 10年で元が取れます(※株価が安く仕込めた場合)。
「最悪、株価が上がらなくても配当をもらい続ければ損はしない」と思えれば、
一時的な暴落でパニック売りをするリスクを避けられます。
そして、もし保有中に株価が2倍、3倍に急騰し、
配当利回りの魅力が薄れたなら、その時は売却して利益確定し、
別の割安な高配当株に乗り換えれば良いのです。
5. 買うタイミング:「10年に1度の暴落」を待つ
中長期投資で最も大切なのは「仕込み時」です。
普段は何もせず、
市場全体が恐怖に包まれるような暴落(コロナショックや金融危機など)をじっと待ちます。
• 月足チャートを見て、ボリンジャーバンドの−2σや−3σまで下がった時。
• 過去の安値水準(抵抗線)まで落ちてきた時。
「競馬のように毎週賭ける必要はない」と心得てください。
ここぞという大底で、用意しておいた資金を投入する。
あとは配当をもらいながら数年〜数十年放置する。
これが、勝率を最大化させるシンプルなルールです。
まとめ
1. 現物・中長期で「配当」と「値上がり」のダブル利益を狙う。
2. 生活に根付いた銘柄や**日経225の割安株(PBR1倍割れ)**を選ぶ。
3. 取引回数を減らし、暴落時に安く仕込んで長く持つ。
日々の細かい値動き(日足)に惑わされず、
「企業のオーナー」としてじっくり資産を育てていきましょう。
まずは証券会社のアプリで「配当利回りランキング」や
「PBRランキング」を眺めることから始めてみてはいかがでしょうか。

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