誰もが経験する不思議な現象
こんにちは。株研メソッドを教えているハワード・ジョイマンです。
あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
- 「よし、この株を買おう!」と決めて買った瞬間、株価が下がり始める
- 「もう我慢できない、損切りしよう」と売った途端、株価が上昇し始める
- 「やっぱり上がるかも」と買い直すと、また下がる
この現象、実は偶然ではありません。
多くの個人投資家が経験するこの不思議な現象には、ちゃんとした理由があるのです。
今日は、この「買うと下がり、売ると上がる」現象の裏側にある市場の仕組みを詳しく解説します。
私も何度も経験しました
2016年〜2018年の失敗の連続
私も投資を始めた頃、この現象に何度も悩まされました。
典型的な失敗パターン:
- 「この株、安くなったから買おう」と購入
- 買った瞬間から株価が下がり始める
- 「損が大きくなる前に売ろう」と損切り
- 売った直後に株価が上昇し始める
- 「やっぱり上がるんだ!もう一度買おう」と再購入
- また下がる…
この繰り返しで、2000万円以上の損失を出しました。
当時は「なぜ自分が買うと下がるんだ?誰かが見ているのか?」と本気で思っていました。
株式売買の基本原理を理解する
売買が成立する条件
まず、株式売買の基本的な仕組みを理解しましょう。
株の売買は、必ず買い手と売り手の両方が必要です。
- あなたが株を「買う」= 誰かがその株を「売る」
- あなたが株を「売る」= 誰かがその株を「買う」
この当たり前の事実に、大切なヒントが隠されています。
あなたが買った時、売った人がいる
考えてみてください:
あなたが「これから上がりそうだ!」と思って買った時、
その株を売った人は何を考えていたでしょうか?
答え:「もう上がらない」「ここが売り時だ」と思って売ったのです。
つまり:
- あなた:「これから上がる」と予想
- 売った人:「もう上がらない」と予想
どちらかが間違っているわけです。
なぜ個人投資家の予想は外れやすいのか?
1. 買うタイミングが遅い
個人投資家の典型的なパターン:
- 株価が上がり始める → 「まだ上がるかな?」
- さらに上がる → 「これは上がりそうだ!」
- さらに上がる → 「みんなが買ってる!私も買おう!」
- 購入 → すでに上がりきった後
機関投資家のパターン:
- 誰も注目していない時に情報を入手
- 安い価格で大量購入
- 株価が上がり始める
- 個人投資家が買い始める
- 個人投資家が買ったところで売却
2. 感情で判断している
個人投資家の判断基準:
- 「こんなに下がったから、そろそろ底だろう」(希望的観測)
- 「有名な会社だから安心」(ブランド信仰)
- 「みんなが買っているから私も」(群集心理)
- 「テレビで紹介されていた」(情報の遅れ)
機関投資家の判断基準:
- 企業の財務分析(数字ベース)
- 業界全体の成長性予測(データ分析)
- マクロ経済の影響度(科学的予測)
- 内部情報の入手(情報の速さ)
3. 情報が遅い
情報の流れ:
- 機関投資家が情報を入手(決算発表の1週間前)
- 機関投資家が株を買い始める
- 株価が徐々に上昇
- 決算発表(良い決算)
- 個人投資家が知る「良い決算だ!買おう!」
- 個人投資家が買う(すでに株価は上がった後)
- 機関投資家が売り抜ける
結果:個人投資家は高値掴みをする
具体例:典型的な失敗パターン
ケース1:下落中の株を買う
状況:
- A社の株価:3,000円 → 2,500円 → 2,000円と下落
- 個人投資家の考え:「こんなに下がったから安い!」
- 2,000円で購入
その後:
- 株価はさらに1,500円まで下落
- 「損切りしよう」と1,500円で売却
- その後、株価は2,500円まで回復
なぜこうなるのか?
- 2,000円で売った人は、さらに下がると予想していた
- まだ下落トレンドが継続中だった
- 底値ではなかった
ケース2:上昇中の株を買う
状況:
- B社の株価:500円 → 700円 → 1,000円と上昇
- 個人投資家の考え:「どんどん上がってる!乗り遅れるな!」
- 1,000円で購入
その後:
- 株価は1,100円まで上がるが、その後800円まで下落
- 「もう無理だ」と800円で売却
- その後、株価は1,200円まで上昇
なぜこうなるのか?
- 1,000円で売った機関投資家は、もう上がらないと判断
- 個人投資家が買い始めたタイミングが売り時だった
- 上がりきった後だった
売買のタイミングがずれている
機関投資家と個人投資家の時間差
株価の推移とタイミング:
株価の動き:
500円(底値)→ 700円 → 1,000円(天井)→ 800円
機関投資家:
500円で買う → 1,000円で売る = 500円の利益
個人投資家:
1,000円で買う → 800円で売る = 200円の損失
この時間差が、「買うと下がり、売ると上がる」現象の正体です。
目をつけるポイントが違う
機関投資家が買うタイミング:
- 誰も注目していない
- 株価が低迷している
- メディアで取り上げられていない
- 将来の成長を予測
個人投資家が買うタイミング:
- 注目され始めている
- 株価がすでに上昇している
- メディアで取り上げられている
- 過去の上昇を見て判断
「買うと下がる」を防ぐ3つの対策
対策1:上昇トレンドを確認してから買う
やってはいけないこと:
- 下落中に「そろそろ底だろう」と買う
- 「安くなったから」という理由だけで買う
正しい買い方:
- 下落が止まったことを確認
- 上昇し始めたことを確認
- 上昇トレンドが確立してから買う
対策2:感情ではなくルールで判断する
感情的な判断の例:
- 「もったいない」
- 「もう少し待てば戻るかも」
- 「今買わないと乗り遅れる」
ルールベースの判断:
- 特定の条件が揃ったら買う
- 特定の条件が揃ったら売る
- 機械的に実行する
対策3:長期的な視点を持つ
短期的な値動きに惑わされない:
- 日々の株価変動は気にしない
- 月足チャートで判断する
- 2〜3ヶ月の保有を前提とする
長期視点のメリット:
- 短期的な下落に動揺しない
- 機関投資家の仕掛けに引っかからない
- じっくり待つことができる
私が実践している具体的な対策
シャープ株での成功例
2021年8月、550円で購入:
- 下落トレンドが終わったことを確認
- 上昇の兆しを確認
- 特定の条件(詳細は有料講座)が揃った
購入後の株価変動:
- 最初の3ヶ月:550円 → 600円(小幅上昇)
- 「もう上がらないかな?」という不安
- でも、ルールを信じて継続保有
結果:
- 2022年12月、1,880円で売却
- 3.4倍のリターン
- 途中の値動きに惑わされなかったことが成功の鍵
失敗から学んだ教訓
2017年の失敗例:
- 下落中の株を「安い」と思って購入
- さらに下落して損切り
- 損失:50万円
この失敗から学んだこと:
- 下落中に買ってはいけない
- 「安い」は理由にならない
- 上昇トレンドを確認してから買う
よくある質問
Q1:上昇トレンドを確認してから買うと、利益が少なくなりませんか?
A1:利益は少なくなるが、損失リスクも減る
確かに最安値では買えません。
でも:
- 損失を出す確率が大幅に減る
- 結果的に資産は増える
- 「魚の頭と尻尾はくれてやれ」の精神
Q2:どうやって上昇トレンドを確認するのですか?
A2:具体的な確認方法があります
基本的な考え方:
- 月足チャートで判断
- 複数月にわたる上昇を確認
- 特定のパターンの出現
詳しい方法は有料講座で公開しています。
Q3:機関投資家と同じタイミングで買うことはできないのですか?
A3:同じタイミングは無理だが、近いタイミングは可能
完全に同じタイミングは無理ですが:
- 機関投資家が買い始めた直後に気づく
- まだ上昇余地がある段階で参入
- 十分な利益を得ることは可能
まとめ:「買うと下がる」現象の真相
なぜ買うと下がるのか(復習)
- 買うタイミングが遅い(すでに上がりきった後)
- 感情で判断している(データではなく希望)
- 情報が遅い(機関投資家より1週間遅れ)
対策(復習)
- 上昇トレンドを確認してから買う
- 感情ではなくルールで判断する
- 長期的な視点を持つ
大切な心構え
この現象は、あなたのせいではありません。
市場の構造上、個人投資家が不利なのは事実です。
でも、正しい知識と方法を身につければ:
- 機関投資家の動きに便乗できる
- 安定した利益を得られる
- 「買うと下がる」から卒業できる
特別なお知らせ
上昇トレンドを確認する具体的な方法や、機関投資家の動きを見極める詳しい手法については、有料会員限定で公開しています。
まずは無料メルマガやLINEに登録して、投資の基礎知識を学んでください。
株研メールマガジン登録はこちら → 株で3億円を得るための堅実な中長期投資法
株研LINE登録はこちら → 賢い株式投資法3daysチャレンジ
次回予告
次回は「1000円以下の株だけを買う3つのメリット」をお話しします。
なぜ安い株価の銘柄を選ぶのか?
高い株価の銘柄との具体的な違いは何か?
リスクを抑えながら利益を最大化する方法を詳しく解説します。
この記事が役に立ったら、ぜひ友達にもシェアしてくださいね!

コメント