なぜ安い株を選ぶのか?
こんにちは。株研メソッドを教えているハワード・ジョイマンです。
「株を買うなら、有名な大企業の株の方が安全じゃないの?」
こう思う人は多いと思います。
確かに、トヨタ自動車やソフトバンクグループなど、有名企業の株を買う方が安心感はあります。
でも実は、株価1000円以下の銘柄の方が、個人投資家にとって有利なのです。
今日は、なぜ私が「1000円以下の株だけ」を買うのか、その3つのメリットを詳しく解説します。
私の投資ルール:1000円以下限定
シンプルな選択基準
私が銘柄を選ぶ時の基準は非常にシンプルです。
必須条件:
- 上場10年以内の会社
- 株価が1000円以下
- 特定の上昇サインが出ている(詳細は有料講座)
この中でも、「1000円以下」という基準は絶対に外しません。
なぜなら、この基準こそが個人投資家の成功率を大きく左右するからです。
メリット1:下落リスクが限定的
株価の基本的な特性
まず、株価には重要な特性があります。
株価の上限と下限:
- 下限:最低1円(理論上は0円だが実質1円)
- 上限:無限大(上がり続ける可能性あり)
この特性を理解すると、なぜ1000円以下の株が有利なのかが分かります。
具体的な数字で比較
パターンA:1000円の株を買った場合
- 購入価格:1000円
- 最大損失:999円(1円まで下落)
- 実際の下落幅:通常は100円〜300円程度
パターンB:3000円の株を買った場合
- 購入価格:3000円
- 最大損失:2999円(1円まで下落)
- 実際の下落幅:500円〜1000円も珍しくない
実際の投資額で計算してみる
100万円を投資した場合:
1000円の株の場合:
- 購入株数:1000株
- 20%下落(800円):損失20万円
- 50%下落(500円):損失50万円
3000円の株の場合:
- 購入株数:約333株
- 20%下落(2400円):損失20万円
- 50%下落(1500円):損失50万円
一見同じように見えますが、実は大きな違いがあります。
心理的な違い
1000円の株が500円になった場合:
- 「500円まで下がったけど、まだ500円ある」
- 「もう一度1000円に戻る可能性は十分ある」
- 心理的に耐えやすい
3000円の株が1500円になった場合:
- 「1500円も損した!」
- 「3000円に戻るのは難しいかも…」
- 心理的に耐えにくい、パニック売りしやすい
実際の下落幅の違い
株価の値幅制限:
日本株には1日の値動きに制限(ストップ高・ストップ安)があります。
1000円の株の場合:
- 値幅制限:±200円程度
- 1日の最大変動:800円〜1200円
3000円の株の場合:
- 値幅制限:±500円程度
- 1日の最大変動:2500円〜3500円
つまり、高い株ほど1日の変動幅が大きく、リスクも高い
メリット2:2倍、3倍になりやすい
株価上昇の現実
同じ「2倍」でも、実現の難易度が全く違います。
300円の株が600円になる場合:
- 必要な上昇幅:300円
- 企業価値:2倍になれば達成
- 比較的達成しやすい
3000円の株が6000円になる場合:
- 必要な上昇幅:3000円
- 企業価値:2倍になる必要
- 達成するのは困難
なぜ低価格株は上がりやすいのか?
理由1:成長の余地が大きい
- 株価が安い = 企業規模が小さい
- 小さい企業 = 成長の余地が大きい
- 売上が2倍になることは珍しくない
理由2:注目度が上がると急騰
- 最初は誰も注目していない
- 業績が良くなると一気に注目
- 急激な株価上昇が起こりやすい
理由3:株式分割の可能性
- 株価が高くなると分割する企業が多い
- 1株 → 2株になると持ち株が2倍
- 低価格株ほど分割の可能性が高い
実際の成功例
シャープ株(私の実例):
- 購入価格:550円
- 売却価格:1,880円
- 上昇幅:1,330円(約3.4倍)
- 1年4ヶ月で達成
もしこれが3000円の株だったら:
- 3.4倍 = 10,200円
- 1万円超えの株価は非常に珍しい
- 達成は極めて困難
過去データからの検証
過去10年の上場株データ分析:
1000円以下の株が2倍になった例:
- 全体の約30%が2倍以上を達成
- 平均達成期間:約2年
3000円以上の株が2倍になった例:
- 全体の約10%が2倍以上を達成
- 平均達成期間:約5年
つまり、1000円以下の株の方が3倍の確率で2倍を達成している
メリット3:少額で分散投資が可能
投資資金100万円での比較
1000円以下の株の場合:
- 1銘柄に20万円投資
- 5銘柄に分散可能
- リスク分散効果が高い
3000円以上の株の場合:
- 1銘柄に50万円投資
- 2銘柄にしか分散できない
- リスクが集中しやすい
分散投資の重要性
1銘柄だけに集中投資した場合:
- その銘柄が下落 → 全損失
- リスクが非常に高い
5銘柄に分散投資した場合:
- 2銘柄が下落、3銘柄が上昇
- トータルでプラスになる可能性が高い
- リスクが軽減される
購入株数が多い心理的メリット
1000円の株を1000株買った場合:
- 「1000株も持ってる!」
- 株主としての実感がある
- モチベーションが上がる
3000円の株を333株買った場合:
- 「333株しか持ってない…」
- 少ない感じがする
- モチベーションが上がりにくい
これは感情論ですが、投資を続ける上で重要な要素です。
1000円以下の株のデメリットと対策
デメリット1:出来高が少ない場合がある
問題点:
- 買いたい時に買えない
- 売りたい時に売れない
対策:
- 一定の出来高がある銘柄を選ぶ
- 最低でも1日10万株以上の出来高
- 東証プライム市場の銘柄を優先
デメリット2:情報が少ない
問題点:
- メディアで取り上げられない
- アナリストレポートが少ない
対策:
- これは逆にメリット
- 誰も注目していない = 安く買える
- 情報が少ない時が買い時
デメリット3:会社の規模が小さい
問題点:
- 倒産リスクがある
- 業績変動が大きい
対策:
- 現物取引のみ(借金しない)
- 分散投資でリスク軽減
- 財務状況をチェック
よくある質問
Q1:1000円以下でも有名企業はありますか?
A1:あります
例:
- 楽天グループ(時期による)
- みずほフィナンシャルグループ
- シャープ(台湾企業傘下後)
有名企業でも株価が安い場合があります。
Q2:800円の株より300円の株の方がいいですか?
A2:株価だけでは判断しない
重要なのは:
- 株価水準(1000円以下)
- 上場年数(10年以内)
- 上昇トレンドの有無
300円でも上昇トレンドがなければ買わない
800円でも条件が揃えば買う
Q3:1001円の株は絶対に買わないのですか?
A3:基本的には買いません
ルールは守ることが大切:
- 1000円を1円でも超えたら対象外
- ルールを守ることで感情的判断を防ぐ
- 例外を作ると判断が甘くなる
実践:1000円以下の株を探す方法
ステップ1:スクリーニング条件の設定
証券会社のスクリーニング機能を使用:
- 株価:1000円以下
- 上場年数:10年以内
- 市場:東証プライム、スタンダード
- 出来高:10万株以上
ステップ2:チャートで確認
チャートギャラリーで月足チャート確認:
- 候補銘柄を1つずつチェック
- 月足チャートを表示
- 上昇トレンドの有無を確認
- 特定の条件(有料講座で解説)を満たすか確認
ステップ3:絞り込み
最終的な選定:
- 5〜10銘柄に絞り込む
- 各銘柄の企業情報を確認
- 投資判断
まとめ:1000円以下の株を選ぶ理由
3つのメリット(復習)
- 下落リスクが限定的
- 最大損失額が少ない
- 心理的に耐えやすい
- パニック売りを防げる
- 2倍、3倍になりやすい
- 成長の余地が大きい
- 株式分割の可能性
- 達成確率が3倍高い
- 少額で分散投資が可能
- 5銘柄以上に分散
- リスク分散効果
- 複数のチャンスを狙える
なぜこのルールが重要か
感情的な判断を防ぐ:
- 「この株は有名だから」で選ばない
- 「株価が高いから良い会社」ではない
- 明確な基準で機械的に判断
成功率を高める:
- データに基づいた戦略
- 過去の成功パターンを活用
- 再現性のある方法
今日から実践すること
- 証券会社のスクリーニング機能を使う
- 1000円以下の銘柄をリストアップ
- チャートギャラリーで月足チャート確認
- 条件に合う銘柄を見つける
特別なお知らせ
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次回予告
次回は「NTT株で300倍リターン!株式分割の威力」をお話しします。
なぜ株式分割が投資家にとって有利なのか?
どのような会社が株式分割を行いやすいのか?
株式分割を味方につける方法を詳しく解説します。
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