窓埋め理論で短期利益を狙う方法
こんにちは!今日は、
窓埋め理論の実践的な活用法を解説します。
「窓埋めで短期利益」
「窓埋めトレードって何?」
「どうやって利益を出すの?」
「株研メソッドと矛盾しない?」
窓埋め理論は、株研メソッドの補助的なテクニックです。
今日は、窓埋めを使った短期利益の狙い方と、
その注意点を完全解説します。
窓埋め理論の基本(復習)
窓埋めとは
窓開け:
前日と当日の株価に空白ができること
窓埋め:
開いた窓が後日閉じること
確率:
約70〜80%の確率で窓は埋まる
これを利用
なぜ窓は埋まるのか?
理由1:過剰反応の修正
窓開けの原因:
投資家の過剰反応
例:
好材料で一気に買われる
→ 上窓開け
→ 買われすぎ
→ 利益確定売りで下落
→ 窓が埋まる
自然な流れ
理由2:心理的な抵抗線
窓の範囲:
心理的に意識される
トレーダー:
「窓を埋めるだろう」と予測
→ 窓埋めを狙った取引
→ 実際に窓が埋まる
自己実現的予言
窓埋めトレードの基本戦略
戦略1:上窓開け後の売り(または空売り)
状況
前日終値:1,000円
当日寄り付き:1,200円
上窓:
1,000円〜1,200円の間に窓が開いた
予測:
窓は埋まる
= 株価は1,000円付近まで下落する
戦略(空売りの場合)
寄り付き直後:
1,200円で空売り
目標:
1,000円で買い戻し
利益:
+200円(+16.7%)
短期間で狙える
株研メソッドでは
株研メソッド:
空売りはしない(リスクが高い)
代わりに:
高値掴みを避けるために使う
上窓開け直後:
「買わない」判断材料
守りに使う
戦略2:下窓開け後の買い
状況
前日終値:1,000円
当日寄り付き:800円
下窓:
1,000円〜800円の間に窓が開いた
予測:
窓は埋まる
= 株価は1,000円付近まで上昇する
戦略
寄り付き直後:
800円で購入
目標:
1,000円で売却
利益:
+200円(+25%)
短期間で狙える
株研メソッドでは
下窓開け後:
他の条件も確認
必要な条件:
✅ 下窓開け
✅ -2σ付近
✅ 2ヶ月連続陽線(または予兆)
全て満たせば購入
窓だけでは買わない
補助的に使う
窓埋めトレードの実践例
実例1:下窓開け後の成功
AA株の事例(2020年3月、コロナショック)
【状況】
2020年3月12日(木)終値:1,000円
2020年3月13日(金)寄り付き:700円
下窓:
1,000円〜700円の間(300円の窓)
原因:
コロナショックによる市場全体の暴落
株研メソッドの判断
チェック:
✅ 下窓開け(300円)
✅ -3σまで下落(過剰反応)
✅ 月足で下落が続いていた
判断:
反発の可能性が高い
でも:
2ヶ月連続陽線はまだ出ていない
対応:
様子見(すぐには買わない)
その後の展開
3月13日(金):700円
3月16日(月):750円
3月17日(火):800円
3月18日(水):850円
1週間で:
700円 → 850円(+150円、+21.4%)
窓埋めには至らず(1,000円まで届かず)
でも:
短期的な反発は的中
4月の展開
3月:陰線
4月:陽線(2ヶ月連続陽線)
株研メソッドの判断:
4月末に購入
購入価格:900円
6ヶ月後:
1,350円(+50%)
窓を完全に埋めて、さらに上昇
中長期では大成功
教訓
窓埋めトレード(短期):
寄り付き700円で買い → 1週間で850円売却
利益:+150円(+21.4%)
株研メソッド(中長期):
4月末900円で買い → 6ヶ月後1,350円売却
利益:+450円(+50%)
どちらが良い?
中長期の方が利益が大きい
窓埋めは補助
実例2:上窓開け後の失敗
BB株の事例(2019年5月)
【状況】
2019年5月9日(木)終値:800円
2019年5月10日(金)寄り付き:1,000円
上窓:
800円〜1,000円の間(200円の窓)
原因:
好決算発表
窓埋めトレーダーの判断
予測:
「窓は埋まる」
→ 1,000円で空売り
→ 800円で買い戻す予定
利益目標:
+200円(+20%)
その後の展開
5月10日(金):1,000円
5月13日(月):1,050円
5月14日(火):1,100円
5月15日(水):1,150円
窓を埋めずにさらに上昇!
空売りした人:
損失拡大
-150円(-15%)の損失
教訓
窓は必ず埋まるとは限らない
強いトレンド:
窓を埋めずに突っ走ることも
窓埋めだけに頼るのは危険
他の指標と組み合わせる
窓埋めトレードの成功率を高める方法
方法1:窓の大きさを確認
大きな窓ほど埋まりやすい
小さな窓(1〜2%):
埋まる確率:50〜60%
意味が薄い
大きな窓(5%以上):
埋まる確率:70〜80%
過剰反応の可能性が高い
狙うべき:
株価の5%以上の窓
実例
株価1,000円の場合:
50円の窓(5%):
埋まる確率高い
狙う価値あり
20円の窓(2%):
埋まる確率低い
無視してOK
方法2:窓開けの原因を確認
埋まりやすい窓
原因:
- 市場全体の暴落(コロナショック等)
- 一時的な悪材料(誤報、訂正あり)
- 過剰な期待(実態が伴わない)
これらは:
過剰反応の可能性が高い
窓が埋まりやすい
埋まりにくい窓
原因:
- 革新的な新製品発表
- 大型M&A成功
- 業績の大幅上方修正
これらは:
ファンダメンタルズの変化
窓が埋まりにくい
突っ走る可能性
方法3:ボリンジャーバンドと組み合わせ
下窓 + -2σ or -3σ
下窓開け後:
-2σまたは-3σに到達
判断:
過剰反応の可能性が非常に高い
窓が埋まる確率:90%以上
狙い目
上窓 + +2σ or +3σ
上窓開け後:
+2σまたは+3σに到達
判断:
買われすぎ
窓が埋まる確率:80%以上
空売りチャンス(株研メソッドでは非推奨)
方法4:出来高を確認
出来高が急増している
窓開け時:
出来高が平時の3倍以上
意味:
注目度が高い
市場の関心が大きい
窓埋めの可能性:
高い
出来高が少ない
窓開け時:
出来高が平時と変わらず
意味:
一部の投資家の取引だけ
市場の関心が低い
窓埋めの可能性:
低い
無視してOK
窓埋めトレードのリスクと注意点
リスク1:窓が埋まらない可能性
約20〜30%の確率
窓埋めの確率:
約70〜80%
つまり:
20〜30%は埋まらない
この確率を忘れない
対策
損切りルールを設定:
購入価格から-10%で損切り
例:
下窓開け後、800円で購入
損切りライン:720円
これで損失を限定
リスク2:窓埋めのタイミングが不明
いつ埋まるかわからない
窓埋め:
翌日?1週間後?1ヶ月後?
タイミング:
予測不可能
待っている間:
機会損失
対策
期限を設定:
1週間〜2週間以内
期限内に埋まらなければ:
損切りまたは利益確定
ダラダラ待たない
リスク3:短期売買の罠
手数料がかさむ
窓埋めトレード:
短期売買
頻繁に取引:
手数料がかさむ
勝率70%でも:
手数料で利益が減る
注意
対策
取引回数を絞る:
確実な窓だけ狙う
小さな窓:
無視
大きな窓のみ:
取引
効率化
リスク4:時間を使いすぎる
毎日チェックが必要
窓開けを見逃さないため:
毎日チェック
時間:
1日30分〜1時間
株研メソッド(月1回2時間)と矛盾
本業への影響
対策
窓埋めトレード:
メインにしない
株研メソッドがメイン:
月1回チェック
窓埋めは補助:
たまたま発見した時だけ
これが健全
株研メソッドでの窓埋めの位置づけ
主役ではなく補助
株研メソッド:
主役:
- -2σ + 2ヶ月連続陽線で買う
- +2σで売る
- 中長期保有(2〜6ヶ月)
補助(窓埋め):
- 下窓開けは買いの補助材料
- 上窓開けは売りの補助材料
- 短期的な値動きの予測
窓埋めだけでは売買しない
具体的な使い方
購入時
必須条件:
✅ -2σ付近
✅ 2ヶ月連続陽線
補助的確認:
✅ 下窓開け後の反発ならさらに良い
下窓があれば:
「過剰反応の可能性が高い」
→ より確信を持って購入
下窓がなくても:
必須条件を満たせば購入
売却時
必須条件:
✅ +2σ到達
補助的確認:
✅ 上窓開けで+2σ超えなら即座に売る
上窓があれば:
「買われすぎの可能性が高い」
→ 迷わず即売却
上窓がなくても:
+2σ到達で売却
窓埋め「だけ」のトレードは推奨しない
理由:
1. 株研メソッドと時間軸が合わない
窓埋め:数日〜数週間
株研メソッド:数ヶ月
2. 本業への影響
窓埋め:毎日チェック必要
株研メソッド:月1回でOK
3. リスクが高い
窓埋め:確率70〜80%
株研メソッド:確率85%
株研メソッドの方が優れている
よくある質問
Q1:窓埋めだけで稼げる?
A:短期的には可能。でも長期的には株研メソッドの方が優れています。
窓埋めトレード:
勝率70〜80%
短期的には稼げる
でも:
- 時間がかかる(毎日チェック)
- 手数料がかさむ
- 精神的に疲れる
株研メソッド:
勝率85%
時間がかからない(月1回)
精神的に楽
長期的には株研メソッドが有利
Q2:窓埋めトレードに向いている人は?
A:デイトレーダー的な人。株研メソッド実践者には不向き。
向いている人:
- 毎日時間がある
- 短期売買が好き
- 画面を見るのが苦にならない
向いていない人:
- 本業が忙しい
- 時間がない
- 中長期投資がしたい
株研メソッド実践者:
向いていない
窓埋めは補助的に
Q3:月足でも窓埋めは有効?
A:はい、むしろ月足の窓の方が重要です。
日足の窓:
頻繁に開く
重要度:低い
月足の窓:
滅多に開かない
重要度:高い
月足の窓開け:
大きな過剰反応の可能性
窓埋めの確率:90%以上
株研メソッドでも注目
Q4:窓が2つ以上開いたら?
A:直近の窓から埋まる傾向があります。
例:
1月:800円 → 1,000円(窓1)
2月:1,000円 → 1,200円(窓2)
埋まる順序:
窓2(1,000円〜1,200円)が先
窓1(800円〜1,000円)が後
全て埋まるとは限らない
まとめ:窓埋めは補助的に活用
今日の重要ポイント
- 窓埋め理論の基本
- 約70〜80%の確率で窓は埋まる
- 過剰反応の修正
- 心理的な抵抗線
- 基本戦略
- 上窓開け後:売り(株研では非推奨)
- 下窓開け後:買い(他の条件も確認)
- 成功率を高める方法
- 窓の大きさ(5%以上)
- 原因の確認
- ボリンジャーバンドと組み合わせ
- 出来高を確認
- リスク
- 窓が埋まらない可能性(20〜30%)
- タイミング不明
- 手数料がかさむ
- 時間を使いすぎる
- 株研メソッドでの位置づけ
- 主役ではなく補助
- 下窓は買いの補助材料
- 上窓は売りの補助材料
- 窓だけでは売買しない
最後に:窓埋めは知っておくと便利
窓埋め理論は、知っておくと便利です。
でも:
メインにすべきではない
理由:
- 株研メソッドと時間軸が合わない
- 本業への影響
- リスクが高い
使い方:
補助的に
これが賢い
私の使い方
窓開けを発見:
「あ、窓開いてるな」
「埋まる可能性が高いな」
でも:
売買判断は、株研メソッドのルールで
窓だけで売買しない
参考程度
これで十分
窓埋めを補助的に使って、投資判断の精度を高めましょう!
次回は、「配当利回りの見方【インカムゲインも狙う】」を解説します。
一緒に、複数の視点を持って、確実に利益を積み重ねていきましょう!
今日のポイント:
- 窓埋め = 約70〜80%の確率で開いた窓は埋まる、過剰反応の修正
- 戦略:下窓開け後に買い(+25%狙い)、上窓後は買わない判断材料
- 成功率向上:窓5%以上、原因確認、ボリンジャーバンド組合せ、出来高チェック
- リスク:20〜30%埋まらない、タイミング不明、手数料、時間消費
- 株研メソッドでは補助的、窓だけでは売買しない
- 月足の窓の方が重要、埋まる確率90%以上
- メインは株研メソッド、窓埋めは参考程度が賢明

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