機関投資家が個人投資家からお金を奪う方法

目次

はじめに – 知らないと負け続ける仕組み

「なんで僕が買うと下がるんだろう…」
「売った途端に上がるなんて、おかしい!」

もしあなたがこう感じたことがあるなら、
それは偶然ではありません。

実は、そうなるように仕組まれているのです。

株式市場には、個人投資家と機関投資家という2種類のプレイヤーがいます。
そして残念ながら、この勝負は最初から不公平なゲームなのです。

今日は、ハワード・ジョイマン氏の講義をもとに、
機関投資家が個人投資家からお金を巻き上げる具体的な方法を暴露します。

知ることで、あなたは「カモにされる側」から
「おこぼれをもらう側」に変われるのです。


個人投資家vs機関投資家 – 圧倒的な力の差

お金の量が全く違う

まず、決定的な違いは資金力です。

個人投資家:

  • 投資資金:数十万円〜数千万円
  • 多くて1億円程度

機関投資家:

  • 投資資金:数千億円〜数十兆円
  • 桁が3つも4つも違う

ハワード氏の言葉:

「100万円しか持ってない個人が、1000億円以上、
もう何兆円と、下手したら何十兆円という潤沢なお金を
投じることができる人たちと勝負してると思ってください」

これは、アリと象が戦うようなものです。

情報量が全く違う

もっと深刻なのが情報格差です。

個人投資家が知っていること:

  • 決算発表の数字
  • ニュースで流れる情報
  • 四季報の内容
  • 株価チャート

機関投資家が知っていること:

  • 企業の内部情報
  • 経営陣との直接面談内容
  • 業界の裏事情
  • 他の機関投資家の動き
  • 大口注文の状況
  • どの価格にどれだけ注文が入っているか

ハワード氏の指摘:

「個人投資家と機関投資家の違いは何か。
個人投資家っていうのは、その企業の情報が皆無なんですよね」


機関投資家の武器1:注文状況が見える

個人の注文がすべて丸見え

機関投資家、特に証券会社は、あなたの注文内容を知っています

見えている情報:

【A株(株価1,000円)の注文状況】

買い注文:
- 950円で1,000株
- 980円で5,000株
- 990円で3,000株

売り注文:
- 1,020円で2,000株
- 1,050円で4,000株

信用買い:
- 平均取得価格1,000円で10,000株
- 含み損が出始める価格:950円

これらの情報を見て、機関投資家は戦略を立てます。

損切りラインを狙い撃ち

機関投資家の思考:

「990円まで下げれば、信用取引している個人投資家が損切りするな」

実際の動き:

1. 株価1,000円
   ↓
2. 機関投資家が大量に売り注文
   ↓
3. 株価が990円、980円、950円と下落
   ↓
4. 個人投資家が損切り(売却)
   ↓
5. さらに株価下落
   ↓
6. 機関投資家が安値で大量に買い戻す
   ↓
7. 株価が上昇開始
   ↓
8. 個人投資家「なんで売った後に上がるの!?」

ハワード氏の警告:

「機関投資家っていうのは、
どの価格でどのぐらいの売買注文が入っているのか
分かってると思って欲しいんですね」


機関投資家の武器2:株価を自由に動かせる

大量の資金で価格をコントロール

機関投資家は、その圧倒的な資金力で株価を思い通りに動かせます

具体例:出来高の少ない銘柄の場合

【1日の平均出来高:10,000株の銘柄】

機関投資家が100,000株の買い注文
↓
出来高の10倍!
↓
株価が急騰
↓
「この株が上がってる!」
↓
個人投資家が飛びつく
↓
機関投資家は既に利益確定(売り抜け)

ハワード氏の実例:

「投資の情報サービスなどをやってる会社とかって、
日々の出来高が全然少ない株を推奨するんですよ。
そうすると、ちょっとした株の売買があると、
それだけでバーンて値段が上がるんですよね」

「上がったでしょ?」の罠

投資情報サービスの手口:

  1. 事前準備
    • 出来高の少ない株を密かに購入
    • 株価:500円
  2. 顧客に推奨
    • 「この株が上がります!」
    • メルマガ、YouTube等で宣伝
  3. 顧客が買う
    • 出来高が急増
    • 株価が600円、700円と上昇
  4. 「ほら、上がったでしょ?」
    • 信頼を得る
  5. 事前に買っていた分を売却
    • 機関投資家は利益確定
    • 株価が下落開始
  6. 顧客が損失
    • 「なんで下がるの?」
    • でも、もう遅い

ハワード氏の忠告:

「そういう投資サービスの人は、
みんなに言う前にその株価を買っとくんですよ。
でも、株ってよく言われますけども、
『遅れて株価が上がった後、悲惨』で、
どんどんどんって下がっていくんですけど、
その前にその人達はもう売り抜けていって」


機関投資家の武器3:信用取引の仕組みを利用

信用取引はカモを作るシステム

ハワード氏が最も警告しているのが信用取引の危険性です。

信用取引の仕組み:

自己資金:100万円
↓
証券会社から借入:200万円
↓
合計300万円で投資可能(レバレッジ3倍)

一見魅力的ですが、これこそが罠なのです。

強制決済という恐怖

信用取引の恐ろしいルール:

【投資開始】
自己資金:100万円
借入:200万円
購入株:300万円分

【株価下落】
株の価値:250万円に
含み損:50万円

【維持率低下】
維持率 = (250万円 - 200万円) ÷ 200万円
      = 25%

【強制決済!】
維持率が30%を下回ると強制売却
↓
損失確定:50万円
↓
株価がその後上昇しても無関係

ハワード氏の体験:

「僕が損したのってほぼ信用取引なんですよ。
だって現物投資だったら売らなければいいだけですからね」

機関投資家の狙い

機関投資家は、この強制決済ラインを知っています。

戦略:

  1. 個人投資家の平均取得価格を予測
  2. 強制決済ラインを計算
  3. そのラインまで株価を下げる
  4. 大量の強制決済注文が発生
  5. さらに株価が下落
  6. 機関投資家が安値で買い集める
  7. 株価が上昇

ハワード氏の指摘:

「証券会社の人も、
証券会社の中にその個人の人のお客さんの取引を
サポートして手数料で利益を取る部門もあれば、
機関投資家として株を買っている部門もあるんですよ」

つまり、利益相反が起きているのです。


機関投資家の武器4:デイトレーダーという仕組み

デイトレーダーを生み出した理由

ハワード氏の衝撃的な指摘:

「デイトレーダーっていう言葉が生まれたのはいつかって言うと、
インターネットで株の売買ができるようになった時から
デイトレーダーっていう言葉が生まれたんですけども、
それ何かって言うと、デイトレーダーを誕生させることで
都合がいい人がいたからなんですね。
それは証券会社であり、機関投資家なんです」

なぜデイトレードが都合が良いのか

証券会社の視点:

【長期投資家】
年間取引回数:10回
手数料収入:少ない

【デイトレーダー】
年間取引回数:1,000回以上
手数料収入:多い!

機関投資家の視点:

【長期投資家】
じっくり保有
感情に左右されにくい
カモにしにくい

【デイトレーダー】
頻繁に売買
感情的になりやすい
カモにしやすい!

取引回数が多いほど負ける理由

ハワード氏の教え:

「基本的には、取引の回数って増えれば増えるほど
負ける可能性が高くなると思ってください」

理由:

  1. 手数料の累積
    • 1回ごとは少額でも積み重なる
  2. 判断ミスの増加
    • 取引が多いほどミスも多い
  3. 感情的になる
    • 短期の値動きに一喜一憂
  4. 機関投資家の思うつぼ
    • 値動きをコントロールされやすい

機関投資家の武器5:好決算なのに下がる罠

不思議な現象

よくあるパターンです:

【決算発表前】
株価:1,000円
市場予想:利益100億円

【決算発表】
実績:利益150億円!(予想の1.5倍!)

【決算発表後】
株価:900円に下落...

個人投資家「なんで!?」

これが機関投資家の戦略

種明かし:

【3ヶ月前】
機関投資家が700円で大量購入
↓
【1ヶ月前】
好決算の予測を立てる
徐々に買い増し、株価上昇
↓
【決算発表直前】
個人投資家が「好決算期待」で買い始める
株価1,000円に
↓
【決算発表】
予想以上の好決算!
個人投資家がさらに買う
↓
【この瞬間】
機関投資家が大量売却
700円で買ったものを1,000円で売却
利益確定
↓
【結果】
大量の売りで株価下落
個人投資家は高値掴み

ハワード氏の解説:

「好決算だったのに株価がダーって下げることもあれば、
クソ決算だったのに株価が上がるって事もあるんですよね」


どうやって生き残るか – 株研メソッドの戦略

戦略1:おこぼれをもらう意識

ハワード氏の基本姿勢:

「機関投資家の都合で動いてると思ってください。
そのおこぼれを私たちはもらうんですよ」

具体的には:

  • 最安値で買おうとしない
  • 最高値で売ろうとしない
  • 「魚の頭と尻尾はくれてやれ」
  • 中間の安全な部分だけを取る

戦略2:現物取引のみ

絶対のルール:

「投資の基本は現物取引です。信用取引はやらないようにしてください」

理由:

✅ 強制決済がない
✅ 時間を味方にできる
✅ 感情的にならない
✅ 機関投資家の罠にはまらない

戦略3:時間軸を長くする

ハワード氏の極意:

「株投資の極意は何かっていうと、
いかに売買の時間軸を長くするのか、ってことなんですよ」

時間軸を長くするメリット:

  1. 日々の値動きに影響されない
    • 200円の値動きは誤差
  2. 機関投資家の短期操作を回避
    • デイトレーダーのような動きをしない
  3. 本業に集中できる
    • 月1回のチェックで十分
  4. 複利効果を得られる
    • 長期保有で大きなリターン

戦略4:月足チャートのみを見る

日足チャートを見てはいけない理由:

【日足チャート】
- 機関投資家が操作しやすい
- 感情的になりやすい
- 全体の流れが見えない

【月足チャート】
- 操作しにくい
- 冷静に判断できる
- 大きな流れが見える

ハワード氏の教え:

「月足チャートでの取引、日足チャートよりは週足チャート、
週足チャートより月足チャートの方が正確性が高いです」

戦略5:2ヶ月連続陽線で買う

なぜ2ヶ月連続陽線なのか:

機関投資家が仕込んだ後、株価が上昇し始めるサインを待つため。

【機関投資家の動き】
↓
【誰も注目しない期間】
↓
【株価が動き始める】
↓
【2ヶ月連続陽線】← ここで私たちが買う
↓
【さらに上昇】
↓
【みんなが注目】← ここで私たちが売る

ポイント: 「誰もが見向きもしないうちに買っといて、注目し始めた時には売り抜ける」


具体的な対策リスト

やってはいけないこと

信用取引

  • 強制決済のリスク
  • 機関投資家の思うつぼ

デイトレード

  • 取引回数が多すぎる
  • 手数料の累積
  • 感情的になる

出来高の少ない銘柄

  • 株価操作されやすい
  • 売りたい時に売れない

投資情報サービスの推奨銘柄

  • 既に仕込まれている
  • 高値掴みのリスク

日足チャートでの判断

  • 短期の値動きに翻弄される
  • 本業がおろそかに

やるべきこと

現物取引のみ

  • 時間を味方にする
  • 塩漬けOK

月足チャートで判断

  • 月1回のチェック
  • 大きな流れを見る

2ヶ月連続陽線で買う

  • 上昇トレンド確認後に参入
  • 根拠のある売買

出来高の多い銘柄

  • 日経225など
  • 自然な値動き

感情を入れない

  • 機械的な売買
  • ルール遵守

機関投資家を味方につける方法

彼らの動きに乗る

発想の転換:

「機関投資家と戦うのではなく、彼らの動きに乗る」

具体的には:

  1. 機関投資家が仕込んだ後
    • 2ヶ月連続陽線で確認
  2. 上昇トレンドに乗る
    • ボリンジャーバンドで判断
  3. 注目される前に利確
    • +2σ、+3σタッチで売却

ウォーレン・バフェットの気持ちになる

ハワード氏の提案:

「ウォーレン・バフェットの気持ちになって欲しいんですね」

バフェットは:

  • 日足チャートを見ない
  • 1日、2日で売買しない
  • 年単位で考える
  • 200円の値動きは誤差

私たちも:

  • どっしりと腰を据える
  • 短期の値動きを気にしない
  • 投資家としての行動を身につける

実例:機関投資家の罠を回避した成功例

ケース1:塩漬け株からの学び

ハワード氏の体験:

【購入】
株価:1,000円
感情:「これは上がる!」

【下落】
株価:700円
感情:「なんで下がるの...」
行動:売らずに保有(塩漬け)

【2年後】
株価:1,500円
気づき:「あれ?上がってる!」

【分析】
月足チャートを見ると...
2ヶ月連続陽線が出ていた!

学び: 「機関投資家が仕込んだ後、必ず上がる時が来る。現物だから待てた」

ケース2:2ヶ月連続陽線での成功

実践例:

【発見】
上場5年、株価800円
2ヶ月連続陽線が出現
ボリンジャーバンド-2σから上昇

【購入】
3ヶ月目の最初に購入
株価:850円

【保有】
途中で900円→800円に下落
でも売らずに保有

【売却】
10ヶ月後、+2σタッチ
株価:1,400円で売却

【結果】
利益:550円(+65%)
機関投資家の罠を回避

まとめ – 知ることが最大の武器

機関投資家の手口(まとめ)

5つの武器:

  1. 注文状況が見える
    • 損切りラインを狙い撃ち
  2. 株価を自由に動かせる
    • 資金力で価格コントロール
  3. 信用取引を利用
    • 強制決済で利益を得る
  4. デイトレーダーを生み出す
    • 手数料稼ぎとカモの量産
  5. 好決算でも下げる
    • 事前に仕込んで高値で売り抜け

株研メソッドの対策(まとめ)

5つの防御策:

  1. おこぼれをもらう意識
  2. 現物取引のみ
  3. 時間軸を長くする
  4. 月足チャートのみ
  5. 2ヶ月連続陽線で買う

ハワード氏からのメッセージ

「お金の量では、そもそも叶わないんです。
だから、機関投資家はどの価格で
どのくらいの売買注文が入っているのか分かってると思って取引してください」

「でも、そのおこぼれでも毎月50万から
100万円の利益を取ることは全然可能だってことですね」


次のステップ

機関投資家の手口を知ったら、次は具体的な対策を学びましょう。

覚えておいてほしいこと:

この勝負は最初から不公平です。
でも、ルールを知れば生き残れます。

機関投資家と戦うのではなく、
彼らのおこぼれをいただく。

それが、個人投資家の賢い戦い方なのです。


【重要】この記事のポイント

✅ 機関投資家は個人投資家の注文状況を知っている
✅ 資金力で株価を自由に動かせる
✅ 信用取引は個人投資家を狙い撃ちする仕組み
✅ デイトレーダーは機関投資家の都合で生まれた
✅ 好決算でも株価が下がる理由がある
✅ 対策は「おこぼれをもらう」意識
✅ 現物取引、長期保有、月足チャートが基本


投資は自己責任で行いましょう。
この記事は教育目的であり、
特定の売買手法を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

株研主宰者:ハワードジョイマン

本業を頑張るあなたへ。
副業で「株でも勝てる」を届けたい。

私はこれまで、全国の店舗経営者を支援するコンサルタントとして、1,000店舗以上の現場に関わり、100億円超の売上アップをお手伝いしてきました。
しかし、ある時、ふと気づいたのです。

「商売でお金を稼げるようになっても、資産として増えていかなければ意味がない」と。

多くの経営者仲間が、売上が上がった後にFXや株を始め、そして資金を減らしていく様子を目の当たりにしました。
スマホの画面を見ながら、美味しい料理にも手がつかない。旅行中も仕事中も株価が気になって仕方がない。
そんな“チャートに振り回される人生”を見たとき、私は強く感じました。

「このままでは、みんな本業も人生も失ってしまう」

私自身も、最初の6年間で2,000万円以上の損失を出しました。
チャートを毎日眺め、下がっては損切り、上がっては見逃し、信用取引でさらに傷を深くする──。
その苦しさは、痛いほどわかります。

だからこそ私は、
「本業に集中できる投資」
「スマホに縛られない投資」
「兼業でも着実に収益を積み上げる投資」
これを徹底的に追求しました。

たどり着いたのは、月足チャートをベースに、
「最安値も狙わず、最高値も狙わず、でも着実に勝ちを重ねる」
そんな手堅い投資法でした。

これは、個人投資家がプロの機関投資家と戦うこの不公平な市場で、
「月に100万円」という収益を現実にする、たったひとつの方法です。

この方法を、同じように苦しんでいる経営者仲間と共有したところ、
彼らも次々と成果を上げはじめました。

そこで立ち上げたのが、
副業投資コミュニティ『株研』です。

ここでは、チャートに縛られず、スマホに依存せず、
「仕事に集中しながら、株でも収益が出せる人生」
を実現するための投資哲学と実践方法を学べます。

私がここまで来られたのは、
「株で失敗した人の気持ちがわかるから」
そして、
「その悔しさを、本物の学びに変えたから」です。

もし、あなたが「本業を犠牲にせず、株でも勝てる方法」を探しているのなら、
私の経験と失敗、そして再起から生まれたこの株研が、
きっとあなたの役に立てると信じています。

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