株主優待カレンダー【権利確定日一覧】
こんにちは!今日は、株式投資のもう一つの楽しみについて解説します。
「株主優待」
「株主優待って、何?」 「いつもらえるの?」 「どうやったらもらえるの?」
株主優待は、投資の魅力の一つです。
今日は、株主優待の基本から、権利確定日、
人気の優待銘柄まで、完全解説します。
株主優待とは?
基本的な定義
株主優待(かぶぬしゆうたい): 企業が株主に対して、自社製品やサービスを提供する制度
例:
すかいらーくHD:
年2回、食事券3,000円分
イオン:
買い物時に3〜7%キャッシュバック
オリエンタルランド(ディズニー):
年1回、1デーパスポート
JAL:
年2回、航空券の割引券50%
株主優待の目的
企業側のメリット:
1. 株主の長期保有を促進
→ 株価の安定
2. 自社製品・サービスのPR
→ 認知度向上
3. 個人株主の増加
→ 経営の安定化
4. ファンを増やす
→ ブランド力向上
株主側のメリット:
1. 実質的な利回り向上
配当 + 優待 = 高利回り
2. 楽しみが増える
商品が届くワクワク感
3. 企業との繋がり
応援したくなる
4. 生活コストの削減
食事券、割引券で節約
株主優待をもらう条件
条件1:権利確定日に株主である
権利確定日(けんりかくていび):
定義:
「この日に株主である人に、優待をあげますよ」
という日
例:
権利確定日:3月31日
→ 3月31日時点で株主なら、優待がもらえる
条件2:最低保有株数を満たす
最低単元:
多くの企業:
100株以上
例:
イオン:100株以上
すかいらーくHD:100株以上
まれに:
1,000株以上の企業もある
条件3:保有期間(一部の企業)
長期保有優遇:
一部の企業:
保有期間で優待内容が変わる
例:
A社:
1年未満:1,000円分
1年以上:2,000円分
3年以上:3,000円分
長く持つほど、お得
権利確定日の仕組み
重要な3つの日付
権利付き最終日:
定義:
この日に株を保有していれば、優待がもらえる日
計算方法:
権利確定日の2営業日前
例:
権利確定日:3月31日(金)
権利付き最終日:3月29日(水)
3月29日(水)の取引終了時点で保有していればOK
権利落ち日:
定義:
優待の権利がなくなる日
権利確定日の1営業日前
例:
権利確定日:3月31日(金)
権利落ち日:3月30日(木)
3月30日(木)に売っても、優待はもらえる
権利確定日:
定義:
株主名簿に記載される基準日
例:
権利確定日:3月31日(金)
この日に株主名簿に載っていれば、優待がもらえる
具体例で理解
2024年3月の場合:
3月27日(水):権利付き最終日
→ この日の取引終了時点で保有していればOK
→ 優待がもらえる
3月28日(木):権利落ち日
→ この日から売ってもOK
→ 優待はもらえる
3月29日(金):権利確定日
→ この日に株主名簿に記載
実質的に重要なのは:
3月27日(水)まで保有すること
権利確定月別カレンダー
3月決算企業(最も多い)
権利確定日:3月31日(年1回)
主な優待銘柄:
食品・外食:
- すかいらーくHD(3,000円分の食事券)
- 吉野家HD(3,000円分の食事券)
- コロワイド(10,000円分の食事券)
- マクドナルド(優待食事券)
- サイゼリヤ(2,000円分の食事券)
小売:
- イオン(キャッシュバック3〜7%)
- セブン&アイHD(商品券)
- イズミ(買い物優待券)
その他:
- オリエンタルランド(1デーパスポート)
- ANA HD(航空券割引)
- ヤマダHD(買い物優待券)
権利付き最終日(2024年):
2024年3月27日(水)
この日までに購入すれば、
3月31日の優待がもらえる
9月決算企業
権利確定日:9月30日(年1回)
主な優待銘柄:
外食:
- ゼンショーHD(すき家、なか卯等の食事券)
- アトム(ステーキ宮等の食事券)
小売:
- しまむら(買い物優待券)
- ユニクロ(ファーストリテイリング)
その他:
- ソフトバンク(通信料割引等)
権利付き最終日(2024年):
2024年9月26日(木)
この日までに購入すれば、
9月30日の優待がもらえる
6月・12月決算企業
6月権利確定日:6月30日
- オリックス(カタログギフト)
- イオンモール(商品券)
12月権利確定日:12月31日
- カゴメ(自社製品)
- ニトリHD(買い物優待券)
年2回優待の企業
3月・9月の両方:
- すかいらーくHD(年2回、各3,000円)
- イオン(年2回)
- JAL(年2回、各50%割引券)
- ANA(年2回)
- コロワイド(年2回、各5,000円)
メリット:
年2回もらえる
→ 実質利回りが高い
→ お得
株主優待の利回り計算
利回りの考え方
計算式:
優待利回り(%) = 優待の価値 ÷ 投資金額 × 100
例:
すかいらーくHD
株価:1,500円
最低購入:100株
投資金額:150,000円
優待:年2回、各3,000円 = 6,000円/年
優待利回り:
6,000円 ÷ 150,000円 × 100 = 4.0%
配当+優待の総合利回り
計算式:
総合利回り(%) = (配当 + 優待) ÷ 投資金額 × 100
例:
すかいらーくHD
配当:1,500円/年
優待:6,000円/年
合計:7,500円/年
投資金額:150,000円
総合利回り:
7,500円 ÷ 150,000円 × 100 = 5.0%
非常に高い
人気株主優待ランキング TOP10
第1位:オリエンタルランド
優待内容:
1デーパスポート(100株以上)
権利確定日:
3月末・9月末(年2回)
必要株数:
100株
株価目安(2024年):
約3,500円
投資金額:
約35万円
優待価値:
年2枚 × 約8,000円 = 約16,000円
優待利回り:
約4.6%
人気の理由:
ディズニーランド/シーに行ける
第2位:すかいらーくHD
優待内容:
食事券3,000円分
権利確定日:
3月末・9月末(年2回)
必要株数:
100株
株価目安:
約1,500円
投資金額:
約15万円
優待価値:
年6,000円
優待利回り:
約4.0%
人気の理由:
ガスト、バーミヤン等で使える
使いやすい
第3位:イオン
優待内容:
買い物時にキャッシュバック3〜7%
権利確定日:
2月末・8月末(年2回)
必要株数:
100株〜
株価目安:
約3,000円
投資金額:
約30万円
優待価値:
使い方次第(年間数万円も可能)
人気の理由:
日常的に使える
保有株数が多いほどお得
第4位:JAL(日本航空)
優待内容:
航空券50%割引券(年2回)
権利確定日:
3月末・9月末
必要株数:
100株
株価目安:
約2,500円
投資金額:
約25万円
優待価値:
使い方次第(1回の旅行で数万円お得)
人気の理由:
旅行好きには最高
第5位:コロワイド
優待内容:
10,000円分の食事券(年2回)
権利確定日:
3月末・9月末
必要株数:
100株
株価目安:
約1,800円
投資金額:
約18万円
優待価値:
年20,000円
優待利回り:
約11.1%(非常に高い)
人気の理由:
利回りが高い
使える店舗が多い(甘太郎、かっぱ寿司等)
第6位〜第10位
第6位:吉野家HD
食事券3,000円(年2回)
第7位:マクドナルド
優待食事券
第8位:ANA HD
航空券割引
第9位:ヤマダHD
買い物優待券
第10位:ニトリHD
買い物優待券10%割引
株主優待の注意点
注意点1:権利落ち日に株価が下がる
典型的なパターン:
権利付き最終日:
優待目当ての買いが殺到
→ 株価が上がる
権利落ち日:
優待目的の人が一斉に売る
→ 株価が下がる(権利落ち)
下落幅:
優待価値分程度(時に10%以上)
例:
権利付き最終日:1,500円
権利落ち日:1,400円(-100円、-6.7%)
優待価値:年6,000円
→ 一時的に損失が出る
でも:
優待がもらえるので、トータルではお得
注意点2:優待目的だけで買わない
株価下落リスク:
優待は嬉しいが:
株価が大きく下がれば、損失
例:
購入:150,000円(1,500円 × 100株)
優待:6,000円/年
↓
1年後の株価:1,200円
評価額:120,000円
損失:-30,000円
優待:+6,000円
トータル:-24,000円
優待以上に損する可能性
対策:
優待目当てだけでなく:
✅ 業績は良好か
✅ 株価は割安か
✅ 今後の成長性は
総合的に判断
注意点3:優待廃止のリスク
企業は優待を廃止できる
理由:
- 業績悪化
- コスト削減
- 経営方針の変更
廃止されると:
優待目的で買った人が一斉に売る
→ 株価急落
リスクがある
実例:
2020年〜2021年:
コロナ禍で多くの企業が優待廃止
例:
ANAホールディングス:
2020年、優待を一部縮小
株価:
廃止発表後、-10%以上下落
優待だけを理由に買うのは危険
注意点4:100株だけでは割高
優待利回りの罠:
例:
A社
株価:5,000円
優待:1,000円分(100株)
優待利回り:0.2%(低い)
配当利回り:2%
総合利回り:2.2%
普通の配当株の方がお得かも
判断基準:
総合利回り:
3%以上 → まあまあ
5%以上 → 優秀
10%以上 → 非常に優秀(コロワイド等)
3%未満は、優待目的だけでは割に合わない
株主優待投資の戦略
戦略1:優待クロス取引(上級者向け)
仕組み:
現物買い + 信用売り
→ 株価変動リスクをゼロにする
→ 優待だけもらう
メリット:
株価下落リスクなし
デメリット:
- 手数料がかかる
- 複雑
- 初心者には難しい
株研メソッドでは推奨しない
戦略2:長期保有で優待+値上がり益
株研メソッドの考え方:
優待は「おまけ」
メイン:
株価の値上がり益
優待:
持っている間の楽しみ
これが健全
実践:
銘柄選び:
✅ 株研メソッドの条件を満たす
✅ たまたま優待もある
買い:
2ヶ月連続陽線で購入
保有:
長期保有
その間、優待を楽しむ
売り:
+2σで売却
優待も値上がり益も両方取る
戦略3:生活費削減に活用
実用的な優待を選ぶ:
選ぶべき優待:
- よく行く飲食店
- よく使うスーパー
- よく使う交通機関
例:
家族でガストによく行く
→ すかいらーくHDを保有
→ 食費が年6,000円浮く
実用的
よくある質問
Q1:優待目的で買うのはアリ?
A:優待だけが目的ならナシ。投資としても魅力的ならアリ。
優待だけ:
株価下落リスク > 優待価値
投資としても魅力的:
値上がり益 + 優待
→ 両方取れる
後者を狙う
Q2:いつ買えば、優待がもらえる?
A:権利付き最終日までに購入。
例:
3月末の優待の場合
権利付き最終日:
3月27日(水)※2024年の場合
この日までに買えばOK
翌日(3月28日)に売ってもOK
Q3:株主優待はいつ届く?
A:権利確定日から2〜3ヶ月後。
例:
3月末権利確定
→ 6月頃に届く
9月末権利確定
→ 12月頃に届く
企業によって異なる
Q4:株研メソッドと優待、両立できる?
A:できます。優待は「おまけ」として楽しむ。
株研メソッド:
値上がり益がメイン
優待:
持っている間の楽しみ
両立可能
まとめ:優待は投資の彩り
今日の重要ポイント
- 株主優待とは
- 企業が株主に提供する特典
- 配当とは別
- 長期保有の楽しみ
- もらう条件
- 権利確定日に株主である
- 最低100株以上
- 一部は保有期間の条件も
- 権利確定日の仕組み
- 権利付き最終日:この日まで保有
- 権利落ち日:この日から売ってOK
- 権利確定日:株主名簿に記載
- 人気優待
- オリエンタルランド(ディズニー)
- すかいらーくHD(食事券)
- イオン(キャッシュバック)
- JAL(航空券割引)
- コロワイド(高利回り)
- 注意点
- 権利落ち日に株価下落
- 優待廃止のリスク
- 株価下落リスク
- 優待だけで買わない
- 株研メソッドとの両立
- 値上がり益がメイン
- 優待はおまけ
- 両方楽しむ
実践のためのチェックリスト
優待銘柄を買う前に:
□ 株研メソッドの条件を満たしているか?
□ 業績は良好か?
□ 株価は割安か?
□ 優待利回りは3%以上か?
□ 優待は実際に使えるか?
□ 優待廃止のリスクは低いか?
□ 権利確定日はいつか?
すべてYes → 購入検討
最後に:優待は投資の楽しみ
株主優待は、投資の楽しみの一つです。
値上がり益:
数字で見る喜び
配当:
お金がもらえる喜び
優待:
商品が届く喜び
実際に使う楽しみ
すべてを味わえる
でも、優先順位は:
1位:値上がり益(最重要)
2位:配当
3位:優待(おまけ)
この順番を忘れずに
株研メソッドで値上がり益を狙いながら、優待も楽しむ。
これが、理想的な投資スタイルです。
一緒に、投資を楽しみながら、資産を増やしていきましょう!
今日のポイント:
- 株主優待は企業から株主への特典
- 権利確定日に株主であることが条件
- 権利付き最終日までに購入すればOK
- 人気:ディズニー、すかいらーく、イオン、JAL
- 注意:権利落ち日の株価下落、優待廃止リスク
- 優待利回り3%以上を目安に
- 株研メソッド:値上がり益メイン、優待はおまけ

コメント