避けるべき業界一覧【2024年版】
こんにちは!今日は、銘柄選びで絶対に知っておくべき情報をお伝えします。
「どの業界が危ない?」
「避けるべき会社の特徴は?」
「投資してはいけない銘柄って?」
株式投資で成功するには、
良い銘柄を選ぶことも大切ですが、
それ以上に悪い銘柄を避けることが重要です。
今日は、2024年時点で避けるべき業界を、理由とともに徹底解説します。
はじめに:なぜ業界選びが重要なのか?
個別企業の努力 vs 業界全体の流れ
残酷な真実:
どんなに優秀な経営者でも
どんなに頑張っている社員でも
衰退する業界では勝てない
例:
コダック(フィルムカメラ)
- 技術力:世界最高
- 経営者:優秀
- 社員:優秀
→ でも破産
理由:業界全体が衰退したから
ウォーレン・バフェットの言葉:
「素晴らしい経営者が、ひどいビジネスに取り組むと、
残るのはビジネスの評判だけだ」
つまり:
優秀な経営者 × 衰退業界 = 失敗
普通の経営者 × 成長業界 = 成功
業界選びが最重要
株研メソッドの考え方
避けるべき業界には、投資しない
どんなに条件が良くても、スルー
理由:
リスクが高すぎる
勝率が低い
他に良い選択肢がある
避けるべき業界の5つの特徴
特徴1:市場が縮小している
判断基準:
過去5年間の市場規模推移:
年率-3%以上の縮小
→ 避ける
理由:
市場が縮小
↓
競合同士でパイの奪い合い
↓
価格競争
↓
利益率低下
↓
企業の衰退
↓
株価下落
特徴2:若者が使わない
判断基準:
10〜30代が、そのサービス・商品を使っているか?
使っていない
→ 避ける
理由:
若者が使わない
↓
10年後、20年後も使われない
↓
市場は縮小する
↓
長期投資に向かない
特徴3:デジタル化で代替される
判断基準:
そのビジネスは、デジタルで代替できるか?
できる
→ 避ける
例:
紙の新聞 → ネットニュース
FAX → メール
店舗銀行 → ネット銀行
CD → ストリーミング
特徴4:規制が厳しくなっている
判断基準:
政府が規制を強化している業界
強化されている
→ 避ける
例:
タバコ:増税、販売規制
パチンコ:規制強化
カジノ(日本):規制が厳しい
特徴5:環境負荷が高い
判断基準:
カーボンニュートラル、SDGsの観点で問題がある
問題がある
→ 避ける(長期的に)
理由:
世界的な潮流:環境重視
↓
環境負荷が高い企業は批判される
↓
規制が強化される
↓
コスト増加
↓
競争力低下
避けるべき業界リスト【2024年版】
カテゴリA:絶対に避けるべき(衰退確定)
1. 紙・印刷業界
対象企業例:
- 新聞社
- 出版社(一部除く)
- 印刷会社
- 製紙会社
避けるべき理由:
市場の縮小:
新聞:
2000年:5,370万部/日
2023年:2,870万部/日
減少率:-46.6%
年率約-3.5%で縮小中
今後も縮小継続予測
デジタル化:
紙の情報 → デジタルに移行
止められない流れ
若者が使わない:
10〜30代の新聞購読率:5%以下
「紙で読む」習慣がない
株価の推移例:
某新聞社:
2010年:2,500円
2024年:800円(-68%)
唯一の例外:
デジタル化に成功している企業
例:日経新聞(電子版が主力)
でも、基本は避ける
2. CD・DVD関連
対象企業例:
- CDプレス会社
- DVDレンタル
- 音楽小売店
避けるべき理由:
完全にデジタル化:
音楽:CD → Spotify、Apple Music
映画:DVD → Netflix、Prime Video
物理メディアの時代は終わった
市場の崩壊:
CD売上:
2000年:6,000億円
2023年:1,200億円
減少率:-80%
若者が使わない:
10〜20代:
CDプレイヤーを持っていない
買ったことがない
実例:
TSUTAYA:
店舗数:
2010年:1,400店舗
2024年:約400店舗
-71%
3. 固定電話関連
対象企業例:
- 固定電話機メーカー
- 電話関連設備
避けるべき理由:
携帯電話に完全移行:
固定電話契約数:
2000年:6,000万件
2023年:5,500万件(法人含む)
個人:ほぼ解約
残っているのは高齢者と法人のみ
若者が使わない:
10〜30代:
固定電話を持っていない:90%以上
「家電(いえでん)」という概念がない
4. FAX関連
対象企業例:
- FAX機メーカー
- FAX専用サービス
避けるべき理由:
完全に時代遅れ:
FAX → メール、チャット
世界でFAXを使っているのは日本だけ
海外では絶滅
デジタル化の波:
政府:
「FAX廃止」を推進(2020年〜)
企業:
テレワークでFAX不要に
若者が使わない:
10〜30代:
FAXの使い方を知らない
見たこともない
カテゴリB:かなり避けるべき(衰退進行中)
5. パチンコ・パチスロ業界
対象企業例:
- パチンコ機メーカー
- パチンコホール運営
避けるべき理由:
市場の急速な縮小:
パチンコ参加人口:
1995年:2,900万人
2023年:680万人
減少率:-76.6%
規制の強化:
・出玉規制
・広告規制
・ギャンブル依存症対策
規制はさらに強化される見込み
社会的イメージの悪化:
ギャンブル依存症問題
反社会的勢力との関連疑惑
→ 企業イメージ悪い
若者が参加しない:
10〜30代のパチンコ経験率:
2000年:35%
2023年:8%
「興味ない」「行かない」
株価推移例:
某パチンコ機メーカー:
2015年:5,000円
2024年:1,200円(-76%)
6. 百貨店
対象企業例:
- 全国の百貨店
避けるべき理由:
市場の縮小:
百貨店売上:
1991年:9.7兆円(ピーク)
2023年:4.2兆円
減少率:-56.7%
EC(ネット通販)への移行:
百貨店で買う理由が減少:
・価格が高い
・品揃えがネットに劣る
・わざわざ行くのが面倒
若者:百貨店に行かない
コロナ後の変化:
在宅勤務の定着
→ 通勤時の買い物が減少
→ 駅ビル百貨店も苦戦
例外:
富裕層向け高級百貨店(一部)
例:伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店
これらは生き残る可能性
でも、基本は避ける
7. アパレル(低価格帯)
対象企業例:
- ファストファッション(一部)
- 郊外型衣料品店
避けるべき理由:
市場の縮小:
衣料品支出:
1990年:15万円/人・年
2023年:6万円/人・年
減少率:-60%
理由:
・服を買わない若者の増加
・ミニマリスト志向
・メルカリ等で中古購入
・ファッションへの関心低下
過当競争:
ZARA、H&M、ユニクロ、GU、しまむら...
→ 価格競争
→ 利益率低下
例外:
高付加価値ブランド
EC特化型で成功している企業
これらは別
8. 地方銀行(一部)
対象企業例:
- 人口減少地域の地方銀行
避けるべき理由:
超低金利:
マイナス金利政策(2016〜2024年3月)
→ 利ざやが取れない
→ 利益が出ない
金利が上がっても、厳しい
人口減少:
地方:人口急減
→ 顧客減少
→ 預金減少
→ 貸出先減少
フィンテックの台頭:
ネット銀行、PayPay銀行など
→ 手数料無料、利便性高い
→ 若者は地銀を使わない
実際の動き:
地方銀行の統合・合併が加速
2020年以降:20件以上
統合 = 苦しい証拠
例外:
都市部の地銀
例:横浜銀行、福岡銀行など
これらは比較的健全
カテゴリC:注意が必要(リスク高い)
9. 石炭・石油関連(一部)
対象企業例:
- 石炭採掘
- 石油精製(一部)
避けるべき理由:
脱炭素の流れ:
世界的な潮流:
化石燃料 → 再生可能エネルギー
日本政府:
2050年カーボンニュートラル宣言
投資撤退(ダイベストメント):
世界の大手金融機関:
化石燃料企業への投資を停止
資金調達が困難に
長期的なリスク:
10年後、20年後:
化石燃料の需要は確実に減少
長期投資には向かない
注意:
短期的には:
エネルギー危機で株価上昇も
でも、長期では避けるべき
10. タバコ
対象企業例:
- タバコメーカー
- タバコ販売
避けるべき理由:
喫煙率の低下:
成人男性喫煙率:
1965年:82.3%
2023年:25.4%
減少率:-69.1%
今後も低下継続
規制の強化:
・増税(たばこ税)
・屋内禁煙
・パッケージ規制
・広告規制
さらに強化される見込み
社会的批判:
健康被害
ESG投資の観点で問題
→ 機関投資家が避ける
若者が吸わない:
20代喫煙率:
男性:21%
女性:5%
「吸うのがダサい」文化
ただし:
配当利回りが高い
→ 配当目的の投資はあり
でも、長期成長は期待できない
11. ゲームセンター
対象企業例:
- ゲームセンター運営
避けるべき理由:
市場の縮小:
ゲームセンター市場:
1997年:9,380億円(ピーク)
2023年:約3,500億円
減少率:-62.7%
スマホゲームへの移行:
わざわざゲーセンに行かなくても
スマホで高品質なゲームができる
若者:ゲーセンに行かない
コロナの打撃:
密を避ける
→ ゲーセンに行かない習慣が定着
→ 回復せず
例外:
体験型エンターテイメント
例:VR施設、e-sports施設
これらは別カテゴリ
12. カラオケボックス
対象企業例:
- カラオケチェーン
避けるべき理由:
市場の縮小:
カラオケ参加人口:
2007年:5,660万人(ピーク)
2023年:約2,800万人
減少率:-50.5%
若者の利用減少:
10〜20代:
「カラオケ行かない」増加
理由:
・音楽を聴くだけ(歌わない)
・一人カラオケアプリで十分
・お金がもったいない
コロナの打撃:
密室での歌唱
→ 感染リスク高い
→ 避けられた
→ 習慣が戻らない
業態転換:
一部企業:
カラオケ → テレワークブース、配信スタジオ
生き残りをかけて転換中
= 本業が厳しい証拠
避けるべき企業の特徴(業界に関係なく)
特徴1:創薬専業メーカー
理由:
創薬の成功確率:
約3万分の1
開発期間:10〜15年
開発費用:数百億円
失敗したら:全てゼロ
株価の乱高下:
治験成功 → 暴騰
治験失敗 → 暴落
ギャンブル的
株研メソッドでは: 絶対に避ける
特徴2:単一事業会社
理由:
一つの事業だけ
→ その事業がダメになったら終わり
リスク集中
例:
○○専業
△△だけ
こういう会社は避ける
推奨:
複数事業を持つ会社
リスク分散されている
特徴3:不動産業(金利上昇局面)
理由:
2024年:金利上昇局面
↓
不動産会社は借入が多い
↓
金利負担増加
↓
利益減少
↓
株価下落
注意:
全ての不動産会社ではない
有利子負債が多い会社は避ける
自己資本比率をチェック
30%以下 → 避ける
例外:避けなくていい場合
例外1:業界内で独占的地位
例:
衰退業界だけど:
その業界で圧倒的シェア
→ 生き残る可能性
例:日本たばこ産業(JT)
- タバコ業界は衰退
- でも、国内シェア60%以上
- 海外事業も展開
→ 配当目的なら投資もあり
例外2:DXで成功している
例:
紙媒体の会社だけど:
デジタル版で成功
→ 生き残る
例:日本経済新聞社
- 紙の新聞は衰退
- でも、電子版が好調
- 有料会員が増加中
→ 投資候補になり得る
例外3:ニッチで高収益
例:
小さい市場だけど:
圧倒的な技術力
高い利益率
→ 生き残る
例:村田製作所
- 電子部品(ニッチ)
- でも、世界シェアトップ
- 高収益
→ 投資候補
避けるべき業界チェックリスト
銘柄を選ぶ時に確認:
□ 紙・印刷関連ではないか?
□ CD・DVD関連ではないか?
□ 固定電話・FAX関連ではないか?
□ パチンコ関連ではないか?
□ 百貨店ではないか?
□ 低価格アパレルではないか?
□ 人口減少地域の地銀ではないか?
□ 石炭・石油専業ではないか?
□ タバコ専業ではないか?
□ ゲームセンターではないか?
□ カラオケチェーンではないか?
□ 創薬専業ではないか?
□ 単一事業会社ではないか?
□ 有利子負債が多い不動産会社ではないか?
1つでも該当したら、慎重に検討 2つ以上該当したら、避ける
よくある質問
Q1:衰退業界でも、配当が高ければいい?
A:短期ならあり、長期は避けるべき。
衰退業界 → 株価下落
配当利回り5% → 見た目良い
でも:
株価-20%
配当+5%
トータル:-15%
長期では負ける
Q2:衰退業界でも、株価が安ければチャンス?
A:「割安」ではなく「安かろう悪かろう」の可能性。
株価が安い理由:
誰も買わない
= 将来性がない
バリュートラップ(割安の罠)
Q3:業界が衰退しても、その会社が優秀なら?
A:長期的には厳しいです。
優秀な経営 × 衰退業界
= 衰退スピードが遅いだけ
最終的には衰退する
Q4:将来、復活する可能性は?
A:技術革新があれば可能。でも稀。
例:任天堂
- 一時期低迷
- Switch で復活
でも、これは例外
基本的には復活しない
まとめ:悪い銘柄を避けることが、成功の第一歩
今日の重要ポイント
- 避けるべき業界の特徴
- 市場が縮小
- 若者が使わない
- デジタル化で代替
- 規制が厳しい
- 環境負荷が高い
- 絶対に避けるべき業界
- 紙・印刷
- CD・DVD
- 固定電話・FAX
- かなり避けるべき業界
- パチンコ
- 百貨店
- 低価格アパレル
- 人口減少地域の地銀
- 注意が必要な業界
- 石炭・石油
- タバコ
- ゲームセンター
- カラオケ
- 企業の特徴で避ける
- 創薬専業
- 単一事業
- 借入過多の不動産
実践のためのアドバイス
投資の鉄則:
良い銘柄を選ぶ < 悪い銘柄を避ける
悪い銘柄を避けるだけで:
勝率が大幅に上がる
チェックリストを使う:
気になる銘柄を見つけたら:
→ チェックリストで確認
→ 該当したら、スルー
→ 次の銘柄へ
迷ったら避ける:
「この業界、大丈夫かな?」
→ 避ける
他に良い銘柄はいくらでもある
無理に投資する必要はない
最後に:勝つためには、負けないこと
投資で勝つための秘訣は、負けないことです。
良い銘柄で+50%
悪い銘柄で-50%
トータル:±0%
これでは意味がない
悪い銘柄を避ければ:
良い銘柄で+50%
悪い銘柄なし:0%
トータル:+50%
これが正解
避けることは、恥ではありません。
むしろ、賢明な判断です。
今日紹介した業界・企業には、手を出さないでください。
他に、良い投資先はたくさんあります。
一緒に、悪い銘柄を避けて、確実に資産を増やしていきましょう!
今日のポイント:
- 業界選びが最重要、優秀な経営者でも衰退業界では勝てない
- 避けるべき5つの特徴:縮小、若者不使用、デジタル化、規制、環境
- 絶対避ける:紙・印刷、CD・DVD、固定電話・FAX
- かなり避ける:パチンコ、百貨店、低価格アパレル、地銀
- 注意必要:石炭・石油、タバコ、ゲーセン、カラオケ
- 創薬専業、単一事業、借入過多も避ける
- 良い銘柄を選ぶより、悪い銘柄を避ける

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