「長期移動平均線」は鉄壁の守り!IR(適時開示)の「思惑」と「実態」を見極めて勝つ方法
「ニュースが出て株価が急騰したから買ったら、すぐに暴落した…」
「下がったと思って買ったら、さらに下がって含み損が消えない…」
もしあなたがそんな経験をしているなら、
それは「長期移動平均線」の壁と、
IR(企業のニュース)の「中身」を見落としているからかもしれません。
今回は、ボリンジャーバンドの−3σにも匹敵する強力な反発ラインである「長期移動平均線」の活用法と、
飛びついて良いIR・悪いIRの違いについて解説します。
1. ボリンジャーバンドに次ぐ「第3の武器」
これまで、売買の判断基準として以下の2つを学んできました。
1. ボリンジャーバンド: ±2σ、±3σで売買範囲を見る。
2. ストキャスティクス: 20%・80%で売買タイミングを見る。
ここに加えるべき最強の第3の指標が、
「長期移動平均線(75日線など)」です。
資料によると、この長期移動平均線には、
ボリンジャーバンドの−3σ(マイナス3シグマ)と同じくらい強力な「反発力」があります。
長期移動平均線の2つの役割
• 下支え(サポートライン):
株価が下落してきた時、この線にタッチすると、トランポリンのようにポーンと跳ね返り、
上昇に転じる可能性が高いです。
ここが絶好の「押し目買い」ポイントになります。
• 上値抵抗(レジスタンスライン):
逆に、株価がこの線より「下」にある時は、
上がろうとしてもこの線に頭を押さえつけられてしまいます。
しかし、ここを突き抜けた時は、強力な上昇トレンドの始まりとなります。
【勝利の方程式】 ボリンジャーバンドの−2σタッチ + ストキャスティクス20%以下 + 長期移動平均線での反発。
この3つが重なったポイントは、自信を持ってエントリーできる「鉄板の買い場」です。
2. IR(適時開示)の「思惑」と「実態」を見極めろ
企業から良いニュース(決算や業務提携など)が出ると、株価は上がります。
しかし、その上がり方には2つのパターンがあり、間違った方に乗ると大怪我をします。
それが、「思惑(おもわく)」と「実態(じったい)」です。
パターンA:危険な「思惑」上げ
「半導体がブームだから」「AI関連だから」といった「期待」だけで株価が上がるケースです。
• 特徴: 決算の数字(利益)はまだついてきていないのに、雰囲気だけで急騰する。
窓を開けて(ギャップアップして)上がることが多い。
• 結末: 実態が伴っていないため、開けた窓を埋めるようにやがて下落します。
• 対策: 飛びつき買いは厳禁。「窓埋め」を待って、半年後などに安くなったところを拾いましょう。
パターンB:本物の「実態」上げ
「赤字から黒字に転換した」「過去最高益が出た」など、明確な「数字(実績)」を伴って上がるケースです。
• 特徴: 一時的に下がること(機関投資家の揺さぶり)があっても、
中長期的にはその実績が評価され、株価のベースが一段階切り上がります。
• 対策: 2ヶ月連続陽線などのサインが出ているなら、一時的な下げを恐れずに保有し続けます。
3. 「2ヶ月連続陽線」はやはり最強
どれだけ良いIRが出ても、長期移動平均線が良い形であっても、
最終的な買いの引き金(トリガー)は常に「月足チャート」にあります。
• 1ヶ月目の陽線: まだダマシの可能性がある。
• 2ヶ月連続の陽線: トレンド転換の確度が高い。
特に1000円以下の銘柄で、長期移動平均線や−2σにタッチした後に「2ヶ月連続陽線」が出たら、
そこは勇気を持って買い向かうべきタイミングです。
もし買った直後に下がったとしても、段階的に買い増し(ナンピン)をして平均単価を下げれば、
3ヶ月目以降の上昇で利益を出せる確率は高まります。
4. 【番外編】お金は「何に使うか」で集まり方が変わる
最後に、テクニカル分析とは少し違いますが、投資で成功するための重要なマインドセットを紹介します。
それは、「稼いだお金を何に使いたいか?」という目的意識です。
単に「老後のため」「贅沢したい」という自分のためだけの目的よりも、
• 「子どもたちのスポーツ振興に寄付したい」
• 「環境保全のために使いたい」
このように、「自分以外の誰かの幸せ(公的な利益)」のためにお金を使おうと考えている人の元には、
不思議とお金が集まりやすく、また逃げていきにくいと言われています。
「お金は単なる手段」です。チャート分析で技術を磨くと同時に、
その先にある「生きたお金の使い方」もイメージしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
1. 長期移動平均線は、−3σ並みの強力な「反発・抵抗」ラインである。
2. IRが出ても飛びつかず、それが「思惑(危険)」か「実態(本物)」かを見極める。
3. 最終判断はいつも「月足2ヶ月連続陽線」で行う。
これらを組み合わせることで、機関投資家の動きに翻弄されず、
どっしりと構えた投資ができるようになります。
まずは週末、気になる銘柄の「長期移動平均線」と「月足」をチェックしてみましょう。

コメント