騙されるな!「良い2ヶ月連続陽線」と「悪い2ヶ月連続陽線」の決定的な違い
「月足で2ヶ月連続陽線が出たから買ったのに、すぐに下がってしまった…」
「教科書通りにやったのに、なぜ勝てないんだろう?」
もしあなたがそう悩んでいるなら、
それは「悪い2ヶ月連続陽線」を掴まされている可能性があります。
実は、同じ「2ヶ月連続陽線(上昇サイン)」でも、
「これから伸びるお宝サイン」と「もう天井に近い危険なサイン」の2種類が存在します。
今回は、この2つの見分け方と、
未来の株価を予測する「トレンドライン(線引き)」の技術について解説します。
1. その陽線に「伸び代」はあるか?
これまで「月足で2ヶ月連続陽線が出たら買い」とお伝えしてきましたが、
資料によると、どんな場所で出ても良いわけではありません。
勝敗を分ける鍵は、「ボリンジャーバンドのどこにいるか」です。
【〇 良い2ヶ月連続陽線】=「まだ低い」
最高の買いパターンは以下の条件が揃った時です。
1. 直近で、ボリンジャーバンドの−2σや−3σにしっかりとタッチしている。
2. そこから反発して2ヶ月連続陽線が出たが、株価はまだ「−1σ〜中央値」付近にいる。
なぜ良いのか? ボリンジャーバンドの天井(+2σ)までの距離、
つまり「伸び代」がたっぷり残っているからです。
−3σという底値を確認した後の初動なので、リスクを抑えつつ大きな値幅を狙えます。
【× 悪い2ヶ月連続陽線】=「もう高い」
逆に、買ってはいけないパターンはこれです。
1. 2ヶ月連続陽線が完成した時点で、すでに株価が+2σ付近まで上昇してしまっている。
2. または、そもそも−2σや−3σにタッチしていない(中途半端な位置からの反発)。
なぜ悪いのか? +2σは「売りサイン」が出る場所です。
ここで飛びついても、すぐに頭打ちになって下落する可能性が高いのです。
「サインは出ているが、すでに手遅れ」という状態です。
2. エントリー前のチェックリスト
銘柄を見つけたら、すぐに飛びつくのではなく、以下の手順で「質」を確認しましょう。
• CHECK 1: その陽線が出る前に、−2σ・−3σにタッチしたか?(底打ちの確認)
• CHECK 2: 現在位置から+2σまで、十分な距離(利益幅)があるか?
• CHECK 3: 過去にレンジ相場(横ばい)が続いていないか?
◦ 注意:レンジ相場の場合、2ヶ月上がっただけですぐに天井(+2σ)に到達してしまい、叩き落とされることが多いです。
3. 未来が見える魔法の線「トレンドライン」
ボリンジャーバンドだけでも勝てますが、
さらに精度を上げるために「チャートに線を引く(トレンドライン)」習慣をつけましょう。
やり方は非常にシンプルです。
1. 月足チャートを開く。
2. 目立つ「高値」と「高値」を結んで直線を引く。
3. 目立つ「安値」と「安値」を結んで直線を引く。
線を引くと何が分かるのか?
チャートの右側(未来)は見えませんが、線を引いて延長してみると、
「次にどこで止まるか」の目安が見えてきます。
• 「ボリンジャーバンドではまだ下がりそうだけど、このトレンドラインに当たったから反発するかも」
• 「そろそろ天井だと思っていたけど、上のラインまではまだ隙間があるな」
このように、見えない壁(抵抗線・支持線)を可視化することで、
ボリンジャーバンドの判断を補強し、より自信を持って売買ができるようになります。
4. 資金管理:全力買いは「退場」への片道切符
最後に、最も重要なリスク管理についてです。
どれだけ「良い2ヶ月連続陽線」に見えても、相場に絶対はありません。
資料では、「常に余力を残すこと」が強調されています。
• 全力買い禁止: 資金がいっぱいあるからといって、一度に全て株に変えてはいけません。
• ナンピン余力: 買った後に下がっても、
−3σなどで追加購入できる資金を残しておけば、平均単価を下げて助かる確率が高まります。
特に初心者のうちは、「1000円以下(できれば500円以下)」の低位株を選ぶのがおすすめです。
3000円の株が半値になると150万円の損(1000株の場合)ですが、
500円の株なら下値は知れています。
「時間軸を長くすれば、いつか戻る」と信じて待てる金額で勝負しましょう。
まとめ
1. 「良い陽線」を探す: −3σタッチ後で、まだ低い位置(伸び代がある)ものを選ぶ。
2. 「悪い陽線」を避ける: すでに+2σに近いもの、底を打っていないものは見送る。
3. 線を引く: トレンドラインで、ボリンジャーバンド以外の「壁」を見つける。
4. 余力を残す: 予想が外れても修正できるように、資金を全部使わない。
チャート分析は「間違い探し」のようなものです。
ただの赤い線(陽線)を見るのではなく、
その背景にある「位置」と「流れ」を見て、
勝てる確率の高いポイントだけを狙い撃ちしていきましょう。

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