「国策に売りなし」は本当か?トランプ相場と円高転換に備える未来予測術
「新紙幣が発行されたけど、株価に関係あるの?」
「もしトランプ大統領が再選したら、日本株はどうなる?」
投資の世界には、古くから
「国策に売りなし(国が推進する政策に関連する株は買え)」という格言があります。
株式投資とは、単にチャートを見るだけでなく、
「5年後、10年後の未来の社会を予測すること」でもあります。
今回は、新紙幣発行や米国大統領選などの「世界情勢」を読み解きながら、
これから伸びるテーマと、絶対に守るべきチャートの鉄則について解説します。
1. 「国策銘柄」が強いシンプルな理由
なぜ「国策銘柄」は上がりやすいのでしょうか? 仕組みは非常にシンプルです。
1. 国が政策方針(DX化、少子化対策、防衛強化など)を発表する。
2. それに伴い、自治体や企業が予算を組んで事業を行う。
3. その仕事を受注する関連企業の業績が伸びる。
直近の例:新紙幣とキャッシュレス
2024年7月に新紙幣への切り替えが行われました。
これは単にお札が変わるだけでなく、券売機の更新需要や、
国が推進する「キャッシュレス化」への加速を意味します。
資料では、こうした世の中の流れに乗って
事業を行っている企業(キャッシュレス決済端末やシステム関連など)に注目することが推奨されています。
物流の2024年問題と自動運転
もう一つの大きな国策テーマは「省人化」です。 トラックドライバー不足(2024年問題)により、物流が滞るリスクがあります。そこで国や企業は「自動運転」や「無人配送(ラストワンマイル)」に力を入れています。
ドライバーがいなくても物が届く仕組みを作る会社や
、配膳ロボットなどの省人化マシンを作る会社は、
今後5年〜10年で必須の存在となるため、中長期的に株価が伸びる可能性が高いのです。
2. もし「トランプ大統領」になったら?半年先を織り込む株価
株式市場には「株価は半年先の未来を織り込む」という性質があります。
今、市場が注目しているのは11月の米国大統領選挙です。
「もしトランプ氏が再選したらどうなるか?」を予測して、投資家たちはすでに動き始めています。
トランプ氏の政策と日本株への影響
資料における予測シナリオは以下の通りです。
• ドル安・円高へ:
トランプ氏は「ドル高は米国の輸出に不利」と考えるため、ドル安(円高)政策をとる可能性があります。
• 輸出企業(自動車など)には逆風:
円安で好調だったトヨタなどの輸出企業は、円高になると為替差益が減り、株価が下がる可能性があります。
• 輸入企業(ニトリ・食品など)には追い風:
逆に、円安で仕入れコスト高に苦しんでいた輸入企業や、
小麦などの原材料を輸入する食品メーカー(日清製粉など)は、業績が回復するチャンスです。
「円安だから輸出株を買えばいい」という時期は終わりつつあるかもしれません。
これからは「円高メリット銘柄」を探す視点が必要です。
3. 戦争が終われば「小麦」が下がる?
世界情勢で言えば、ウクライナ情勢も重要です。
もし戦争が終結に向かえば、滞っていた物流がスムーズになり、
ウクライナからの小麦供給が安定します。
• 小麦価格の下落 ⇒ パン・麺類メーカーのコストダウン ⇒ 利益増
このように、「戦争が終わる」→「何が安くなる?」→「誰が儲かる?」と連想ゲームのように考えることで、
次に上がる銘柄が見えてきます。
4. とはいえ「チャート」が全て
いくら国策や世界情勢を予測しても、
タイミングを間違えれば負けます。
資料では、どんなに有望なテーマ株であっても、
以下の「絶対ルール」を守るよう強調されています。
鉄則:月足で「2ヶ月連続陽線」が出るまで待つ
「国策だから今すぐ買い!」と飛びつくのは危険です。
必ず月足チャートを見てください。
1. ボリンジャーバンドの−2σや−3σ(底値圏)にあるか?
2. そこから反発して「2ヶ月連続陽線」が出たか?
このサインが出て初めて、「市場もそのテーマを評価し始めた(資金が入り始めた)」と判断できます。
例えば、円高メリット株だとしても、
まだ下がっている最中(陰線)なら買ってはいけません。
底を打って上がり始めたのを確認してからでも、利益は十分に取れます。
5. 機関投資家の「揺さぶり」に負けない
最後にマインドセットです。 株価は一直線には上がりません。
特に日経平均などの大型株は、機関投資家が個人投資家を振るい落とすために、
一時的に急落させることがあります。
• 日足を見ない: 日々の上げ下げは「誤差」です。
• 感情を入れない: 「下がって怖い」「上がって嬉しい」という感情を捨て、ルール通りに淡々と売買します。
まとめ
1. 国策(キャッシュレス、自動運転、省人化)は中長期の強力なテーマ。
2. トランプ再選・円高転換を視野に入れ、輸入企業や内需株をチェックする。
3. 予測はしても、エントリーは必ず「月足・2ヶ月連続陽線」が出てから。
株式投資は、ニュースとチャートを組み合わせることで勝率が飛躍的に上がります。
「世の中がこれからどうなるか?」を考えながら、
週末にゆっくり月足チャートを眺めてみてはいかがでしょうか。

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