上場廃止リスクと横線チャート分析による売買判断法

8月の大暴落で明暗!「上場廃止」になる株の特徴と、高値・安値を見抜く「横線チャート術」

2024年8月、日銀の利上げ発言をきっかけに日経平均株価が大暴落しました。
「窓を開けて急落した株」を見て恐怖を感じた人もいれば、
逆に「バーゲンセールだ!」と買い向かった人もいたでしょう。

この乱高下相場で、勝敗を分けた決定的な差は何だったのでしょうか?
それは、「黒字企業を選んでいたか」
そして「資金管理(余力)ができていたか」です。

今回は、暴落相場で浮き彫りになった
「上場廃止リスク」の回避法と、
チャートの天井と底を見極める「横線チャート分析」について解説します。

1. 最大の悪夢「上場廃止」を避ける鉄則

株価が下がるだけなら待てば戻る可能性がありますが、
市場から退場させられる「上場廃止」になってしまえば、取り返しがつきません。
資料では、上場廃止には主に2つのパターンがあると解説されています。

パターンA:業績悪化による「強制退場」

最も避けたいのがこれです。資料では「モンスターラボ」の事例が挙げられています。
赤字が続き、資産よりも借金の方が多い「債務超過(純資産がマイナス)」の状態に陥ると、
一定期間内に解消できなければ上場廃止基準に抵触します。

教訓: どんなに技術がすごくても、夢があっても、「万年赤字の企業」には手を出さないこと。

パターンB:経営戦略としての「卒業(MBO/TOB)」

最近増えているのが、
経営陣やファンドが株を買い占めて非公開化するパターンです(ローソン、スノーピークなど)。
「高値で買い取ってくれるからラッキーでは?」と思うかもしれませんが、
もしあなたが「TOB価格よりも高い値段」でその株を買っていた場合、
強制的に損失が確定してしまいます。

教訓: 高値掴みのまま放置するのはリスクが高い。
「いつか戻る」が通用しないケースがあることを覚えておきましょう。

【結論】 初心者は「黒字企業」かつ「有利子負債が少ない(現金を持っている)企業」以外は触らないのが、
身を守る唯一の手段です。

2. 8月暴落の答え合わせ:「黒字株」は窓を埋める

8月の大暴落で、多くの銘柄が「窓」を開けて下落しました。その後どうなったでしょうか?

資料によると、「黒字企業のほとんどは、その後すぐに窓を埋めた(株価が戻った)」一方で、
赤字企業の戻りは鈍い傾向にありました。
「開いた窓は埋まる」という法則は健在ですが、それはあくまで「まともな企業」に限った話です。

暴落時に勝てた人の行動

1. 信用取引をしていない: 追証がないので、パニック売りをする必要がなかった。

2. 余力を残していた: みんなが投げ売りしている底値で追加購入(ナンピン)し、
平均取得単価を下げて、戻り局面で利益を出した。

「全力買い」がいかに危険か、今回の暴落が改めて教えてくれました。
常に現金を残しておくことが、最強のリスク管理です。

3. チャートに「横線」を引くだけで未来が見える

さて、ここからが今回の新しいテクニックです。
これまでの「ボリンジャーバンド」「2ヶ月連続陽線」に加え、
「横線(ライン)」を引くことで、売買の精度をさらに高めることができます。

やり方は超シンプル

1. 月足チャートを開く。

2. 過去に何度も跳ね返されている「天井(高値)」同士を結んで横線を引く。

3. 過去に何度も反発している「下支え(安値)」同士を結んで横線を引く。

横線を引くと「リズム」が見える

TKPや伊藤園などのチャートに線を引くと、
驚くほど「ある一定の価格帯で行ったり来たりしている」ことが分かります。

天井ラインに近づいた: 「そろそろ下がるから、欲張らずに利確しよう」

下支えラインに近づいた: 「ここが底値の目安だから、そろそろ反発するかも」

チャートの右側(未来)は見えませんが、
過去のラインを右に延長するだけで、
「どこまで下がるか」「どこまで上がるか」の予測がつくようになります。

4. 「魚の頭と尻尾」はくれてやれ

横線分析をする際、重要なマインドセットがあります。
それは「ラインぴったりで指値をしない」ことです。

買い: 下支えラインより「少し上」で指す(ギリギリ届かずに反発してしまうのを防ぐため)。

売り: 天井ラインより「少し下」で売る(天井手前で失速する可能性があるため)。

資料では、これを「魚の頭と尻尾はくれてやれ」と表現しています。
「1円でも安く買いたい」「最高値で売りたい」という欲を捨て、
確実な胴体の部分だけを美味しくいただくのが、長く生き残るコツです。

まとめ

1. 上場廃止リスクを避けるため、「黒字企業」以外は買わない。

2. 暴落時の窓埋めは、優良企業の株を安く拾うチャンス。ただし余力が必要。

3. 横線(ライン)を引き、過去の天井と底値から「株価のリズム」を掴む。

新NISAなどで投資を始めたばかりの人にとって、
8月の暴落は怖い経験だったかもしれません。
しかし、「黒字企業を現物で持ち、ラインを見て安値で拾う」という基本さえ守っていれば、
暴落はピンチではなく「バーゲンセール」に変わります。

ぜひ週末に、保有銘柄の月足チャートに「横線」を引いてみてください。
今まで見えなかった景色が見えてくるはずです。

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この記事を書いた人

株研主宰者:ハワードジョイマン

本業を頑張るあなたへ。
副業で「株でも勝てる」を届けたい。

私はこれまで、全国の店舗経営者を支援するコンサルタントとして、1,000店舗以上の現場に関わり、100億円超の売上アップをお手伝いしてきました。
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「このままでは、みんな本業も人生も失ってしまう」

私自身も、最初の6年間で2,000万円以上の損失を出しました。
チャートを毎日眺め、下がっては損切り、上がっては見逃し、信用取引でさらに傷を深くする──。
その苦しさは、痛いほどわかります。

だからこそ私は、
「本業に集中できる投資」
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「兼業でも着実に収益を積み上げる投資」
これを徹底的に追求しました。

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そこで立ち上げたのが、
副業投資コミュニティ『株研』です。

ここでは、チャートに縛られず、スマホに依存せず、
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を実現するための投資哲学と実践方法を学べます。

私がここまで来られたのは、
「株で失敗した人の気持ちがわかるから」
そして、
「その悔しさを、本物の学びに変えたから」です。

もし、あなたが「本業を犠牲にせず、株でも勝てる方法」を探しているのなら、
私の経験と失敗、そして再起から生まれたこの株研が、
きっとあなたの役に立てると信じています。

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