チャートって何?株価の動きを図で見る方法
こんにちは!今日は、株式投資の必須知識を、
初心者向けに徹底解説します。
「チャート」
「チャートって、何?」
「どうやって見るの?」
「何が分かるの?」
株式投資を始めたばかりの人が、必ずつまずくポイントです。
今日は、チャートの基礎から実践まで、
図解を使って分かりやすく説明します。
チャートとは?
基本的な定義
チャート: 株価の動きを図(グラフ)で表したもの
簡単に言うと:
株価の動き = 数字の羅列
↓
チャート = 視覚的に分かりやすく
例:
数字:500円、510円、490円、520円...
↓ 見にくい
チャート:📈 (グラフで一目瞭然)
↓ 分かりやすい!
なぜチャートが必要なのか?
理由1:トレンドが分かる
数字だけ:
500円、505円、510円、515円、520円...
→ 上がってる? よく分からない
チャート:
📈 右肩上がり
→ 一目で「上昇トレンド」と分かる
理由2:売買のタイミングが分かる
チャートを見ると:
「今が買い時」
「今が売り時」
が視覚的に分かる
数字だけでは難しい
理由3:過去のパターンが分かる
チャート:
「以前もこのパターンで上がった」
「だから今回も上がるかも」
パターン認識ができる
チャートの基本構成
縦軸と横軸
縦軸(Y軸):
株価
上に行くほど:高い
下に行くほど:安い
例:
1,000円 ─────
800円 ─────
600円 ─────
400円 ─────
横軸(X軸):
時間(日付)
左に行くほど:過去
右に行くほど:現在(未来)
例:
1月 2月 3月 4月 5月
チャートの見方:
株価
↑
1000 ┤ ╱
800 ┤ ╱
600 ┤ ╱
400 ┼──────────→ 時間
1月 2月 3月 4月
これが基本的なチャート
右肩上がり = 株価が上昇
チャートの種類
種類1:折れ線チャート(ラインチャート)
最もシンプル
特徴:
終値だけを線でつないだもの
例:
1,000 ┤ ●
900 ┤ ╱
800 ┤ ●
700 ┼──────────
1日 2日 3日
シンプルで分かりやすい
メリット:
- 見やすい
- トレンドが分かりやすい
- 初心者向け
デメリット:
- 情報量が少ない
- 終値しか分からない
- 日中の動きが分からない
種類2:ローソク足チャート
最も一般的
特徴:
1日の値動きを「ローソク」の形で表す
情報:
・始値(はじめね)
・高値(たかね)
・安値(やすね)
・終値(おわりね)
4つの価格が分かる
ローソク足の見方:
陽線(上がった日):
│ ← 高値(ヒゲ)
┌─┐
│白│ ← 実体(始値→終値)
└─┘
│ ← 安値(ヒゲ)
始値 < 終値 = 上がった
陰線(下がった日):
│ ← 高値(ヒゲ)
┌─┐
│黒│ ← 実体(終値→始値)
└─┘
│ ← 安値(ヒゲ)
始値 > 終値 = 下がった
具体例:
ある日の動き:
始値:800円(朝9時)
高値:900円(お昼)
安値:750円(午後)
終値:850円(午後3時)
ローソク足:
900円 ──● ← 高値
┌─┐
850円─┤白│ ← 終値
│ │
800円─└─┘ ← 始値
│
750円 ──● ← 安値
これ1本で、すべてが分かる
メリット:
- 情報量が多い
- 1日の値動きが全て分かる
- パターン分析ができる
デメリット:
- 最初は分かりにくい
- 慣れが必要
株研メソッドでは、ローソク足を使う
種類3:バーチャート
欧米で一般的
特徴:
縦の線で表現
│ ← 高値
├ ← 終値(右に出る)
│
├ ← 始値(左に出る)
│ ← 安値
日本ではあまり使われない
チャートの時間軸
日足(ひあし)チャート
1日単位のチャート
特徴:
1本のローソク足 = 1日の値動き
横軸:
1日、2日、3日、4日...
使い方:
短期トレード(数日〜数週間)
デイトレード
例:
株価
↑
1000 ┤ ■ □
900 ┤ □ ■ □
800 ┤■ □ ■
700 ┼────────→ 日付
1日 2日 3日 4日
■ = 陰線(下がった)
□ = 陽線(上がった)
週足(しゅうあし)チャート
1週間単位のチャート
特徴:
1本のローソク足 = 1週間の値動き
横軸:
1週目、2週目、3週目...
使い方:
中期トレード(数週間〜数ヶ月)
月足(つきあし)チャート
1ヶ月単位のチャート
特徴:
1本のローソク足 = 1ヶ月の値動き
横軸:
1月、2月、3月、4月...
使い方:
長期投資(数ヶ月〜数年)
例:
株価
↑
1000 ┤ □
900 ┤ □ ■
800 ┤ □ ■ □
700 ┼────────→ 月
1月 2月 3月 4月
大きな流れが見える
株研メソッドでは、月足を使う
時間軸の比較
| 種類 | 1本 = | 用途 | 株研メソッド |
|---|---|---|---|
| 分足 | 1分 | デイトレード | ❌ 使わない |
| 日足 | 1日 | 短期売買 | ❌ 使わない |
| 週足 | 1週間 | 中期売買 | △ たまに見る |
| 月足 | 1ヶ月 | 長期投資 | ⭕ メイン |
チャートの見方(実践編)
ステップ1:全体の流れを見る
まず、全体を見る
チャートを開いたら:
質問1:「右肩上がり?右肩下がり?横ばい?」
右肩上がり:上昇トレンド
╱
╱
╱
右肩下がり:下降トレンド
╲
╲
╲
横ばい:レンジ(もみ合い)
─────
ステップ2:直近の動きを見る
最近どう動いているか
直近3ヶ月:
□ □ ■ □ □
最近2ヶ月:
□ □ ← 2ヶ月連続陽線!
→ 株研メソッドの買いシグナル
ステップ3:高値・安値を確認
どこが高くて、どこが安いか
過去1年のチャート:
1200円 ──── ← これまでの最高値
●
╱ ╲
╱ ╲
╱ ╲
╱ ● ← 現在800円
●
700円 ──── ← これまでの最安値
現在:800円
最安値:700円(+14%)
最高値:1200円(-33%)
→ まだ上昇余地がある
ステップ4:パターンを認識する
よくあるパターン
パターン1:W底(ダブルボトム)
上昇の前兆
╱╲ ╱
╱ ╲╱
↑ ↑
底 底
2回底をつけて、上昇開始
パターン2:逆三尊(トリプルボトム)
強い上昇の前兆
╱╲ ╱╲ ╱
╱ ╲ ╲╱
↑ ↑ ↑
底 底 底
3回底をつけて、急上昇
パターン3:上昇チャネル
安定的な上昇
╱
╱ ← 上値抵抗線
╱
╱ ← 下値支持線
この範囲内で上昇
チャート分析ツール
ツール1:移動平均線
過去の平均価格を線で表示
種類:
5日移動平均線:過去5日の平均
20日移動平均線:過去20日の平均
60日移動平均線:過去60日の平均
見方:
株価が移動平均線の上:
上昇トレンド
株価が移動平均線の下:
下降トレンド
ゴールデンクロス:
短期線が長期線を上抜け
╱
╱ ← 短期線
─╱─── ← 長期線
買いシグナル
デッドクロス:
短期線が長期線を下抜け
─╲─── ← 長期線
╲ ← 短期線
╲
売りシグナル
ツール2:ボリンジャーバンド
株価の変動範囲を示す
構成:
+3σ ────── ← 上限
+2σ ──────
+1σ ──────
中央値 ────── ← 移動平均線
-1σ ──────
-2σ ──────
-3σ ────── ← 下限
σ(シグマ)= 標準偏差
見方:
-2σ、-3σ付近:
買われすぎ(安い)
→ 買いのチャンス
+2σ、+3σ付近:
売られすぎ(高い)
→ 売りのチャンス
株研メソッドでは:
-2σ付近で2ヶ月連続陽線
→ 買い
+2σ到達
→ 売り
ツール3:出来高
売買の活発さを示す
表示:
チャートの下に、棒グラフで表示
株価チャート
↓
╱╲╱╲╱╲
╱ ╲
──────────
出来高
↓
█ ██ █ ███ ██ ← 棒グラフ
高い棒:出来高が多い
低い棒:出来高が少ない
見方:
株価上昇 + 出来高増加:
強い上昇(本物)
株価上昇 + 出来高減少:
弱い上昇(要注意)
株価下落 + 出来高増加:
強い下落(要注意)
チャートを見る時の注意点
注意点1:チャートは万能ではない
限界がある
チャートで分かること:
✅ 過去の値動き
✅ 現在のトレンド
✅ 売買のタイミング
チャートで分からないこと:
❌ 将来の株価(確実には)
❌ 企業の本質的価値
❌ 突発的なニュース
チャート + ファンダメンタルズ
両方必要
注意点2:時間軸を間違えない
投資スタイルと一致させる
長期投資:月足チャート
中期投資:週足チャート
短期投資:日足チャート
株研メソッドは長期投資
→ 月足を使う
日足で判断すると失敗する
注意点3:見すぎない
株研メソッドの鉄則
チャートを見る頻度:
月1回(月末のみ)
見すぎると:
- 感情的になる
- 余計な売買をする
- 失敗する
月1回で十分
注意点4:パターンに固執しない
100%ではない
「W底が出た!絶対上がる!」
→ 危険
パターンは参考程度
他の条件も確認する
チャートの練習方法
練習1:過去チャートを見る(100本)
最も効果的
方法:
1. チャートギャラリーを開く
2. ランダムに銘柄を選ぶ
3. 月足チャートを表示
4. 「どこで買う?どこで売る?」を考える
5. 実際の値動きを確認
これを100回繰り返す
効果:
パターンが体に染み込む
練習2:2ヶ月連続陽線を探す(50回)
株研メソッド特化
方法:
1. 銘柄を表示
2. 月足チャートで2ヶ月連続陽線を探す
3. その後の値動きを確認
4. 「上がったか?下がったか?」を記録
50回繰り返す
効果:
2ヶ月連続陽線の威力を実感
練習3:毎月1回、実際にチャートを見る
実践練習
月末に:
1. 保有銘柄のチャートを見る
2. 売却すべきか判断
3. 新規購入候補を探す
毎月続ける
効果:
実践力が身につく
よくある質問
Q1:チャートだけで勝てる?
A:いいえ、ファンダメンタルズも必要です。
チャート(テクニカル分析):
売買のタイミング
ファンダメンタルズ:
企業の本質的価値
両方見る
→ 勝率が上がる
Q2:どのチャートソフトがいい?
A:チャートギャラリー(無料)を推奨。
チャートギャラリー:
- 無料
- 高機能
- 株研メソッドに最適
これで十分
Q3:ローソク足が分からない…
A:最初は折れ線でもOK。徐々に慣れます。
ステップ1:折れ線チャートで慣れる
ステップ2:ローソク足を見始める
ステップ3:ローソク足で判断できる
焦らない
Q4:チャートを見るのに時間がかかる…
A:最初は時間がかかりますが、慣れれば1分です。
最初:1銘柄5分
1ヶ月後:1銘柄3分
3ヶ月後:1銘柄1分
慣れれば早くなる
まとめ:チャートは投資の地図
今日の重要ポイント
- チャートとは
- 株価の動きを図で表したもの
- トレンド、売買タイミングが分かる
- 視覚的で分かりやすい
- チャートの種類
- 折れ線:シンプル
- ローソク足:詳細(推奨)
- バーチャート:日本では少数派
- 時間軸
- 日足:短期
- 週足:中期
- 月足:長期(株研メソッド)
- 分析ツール
- 移動平均線:トレンド
- ボリンジャーバンド:売買タイミング
- 出来高:注目度
- 注意点
- 万能ではない
- 時間軸を一致させる
- 見すぎない
- パターンに固執しない
- 練習方法
- 過去チャート100本
- 2ヶ月連続陽線50回
- 毎月実践
実践のためのステップ
今日やること:
□ チャートギャラリーをダウンロード
□ 1つの銘柄のチャートを見てみる
□ 陽線と陰線を区別できるか確認
□ 移動平均線を表示してみる
□ ボリンジャーバンドを表示してみる
今週やること:
□ 10銘柄のチャートを見る
□ 2ヶ月連続陽線を1つ見つける
□ 上昇トレンドと下降トレンドを区別
今月やること:
□ 50銘柄のチャートを見る
□ 月末に購入候補を探す
□ チャート分析に慣れる
最後に:チャートは、友達
最初は、チャートが難しく感じるかもしれません。
でも、大丈夫です。
チャートは、友達です。
あなたに、株価の動きを教えてくれる。
売買のタイミングを教えてくれる。
危険を警告してくれる。
毎日見る必要はありません。 月1回、友達に会う感覚で。
そして、友達の言葉(チャートのサイン)を理解できるようになれば、
あなたは勝てるようになります。
チャートと仲良くなってください。
一緒に、チャートを使いこなして、利益を積み上げていきましょう!
今日のポイント:
- チャート = 株価の動きを図で表現
- ローソク足で4つの価格が分かる(始値、高値、安値、終値)
- 株研メソッドは月足を使用
- ボリンジャーバンドと2ヶ月連続陽線が鍵
- 移動平均線、出来高も重要
- 見すぎ注意、月1回で十分
- 練習:過去チャート100本、実践で上達

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