-2σタッチが買いのサイン!その理由とは?
こんにちは!今日は、
株研メソッドの最重要買いサインを深掘りします。
「-2σタッチ」
「なぜ-2σで買うの?」
「統計的な根拠は?」
「-3σとの違いは?」
-2σタッチは、株研メソッドの核心です。
今日は、なぜ-2σが買いのサインなのか、
統計的根拠から実践的な使い方まで、完全解説します。
-2σとは何か?(復習)
ボリンジャーバンドの構造
7本の線
+3σ ←──────── 上限の上限
+2σ ←──────── 上限
+1σ ←──────── やや高い
中央値 ←──────── 平均(移動平均線)
-1σ ←──────── やや安い
-2σ ←──────── 下限★
-3σ ←──────── 下限の下限
-2σが買いの基準
統計的な意味
正規分布と標準偏差
株価の変動:
正規分布(釣鐘型)に従うと仮定
標準偏差(σ、シグマ):
ばらつきの程度を表す
±1σの範囲内:
約68.3%の確率で収まる
±2σの範囲内:
約95.4%の確率で収まる
±3σの範囲内:
約99.7%の確率で収まる
つまり:
-2σより下に行く確率は、
わずか約2.3%
非常に稀
図解
確率密度
↑
│ ╱╲
│ ╱ ╲
68.3%│ ╱ ±1σ ╲
│╱ ╲
95.4%├────±2σ────┤
│
99.7%├──────±3σ──────┤
└────────────────→ 株価
±2σ外に行くのは約4.6%
そのうち下側は約2.3%
非常に稀な事態
なぜ-2σタッチが買いサインなのか?
理由1:統計的に「安すぎる」
95.4%の確率で±2σ内に収まる
-2σにタッチ:
統計的に「異常に安い」
通常なら:
±2σ内に収まるはず
-2σより下:
異常事態
今後:
中央値(平均)に戻る可能性が高い
つまり:
上昇する可能性が高い
だから買いサイン
数値例
中央値:1,000円
-2σ:850円
現在株価:850円
統計的意味:
「1,000円が平均なのに、850円は安すぎる」
予測:
今後、1,000円に戻る可能性が高い
リターン期待値:
+150円(+17.6%)
これが買いサイン
理由2:市場の過剰反応
-2σまで下落する原因
原因:
- 悪材料の発表
- 市場全体の下落(暴落)
- 決算の一時的な悪化
- ネガティブなニュース
結果:
投資家が過剰に反応
→ 売りが売りを呼ぶ
→ 株価が急落
→ -2σまで到達
でも:
企業の本質的価値は変わっていないことが多い
過剰反応
過剰反応の例
2020年3月:コロナショック
原因:
コロナウイルスの世界的流行
結果:
ほぼ全ての株が暴落
多くの銘柄が-2σ、-3σまで下落
でも:
企業の事業自体は存続
コロナ終息後には回復
実際:
2020年3月に-2σで買った投資家
→ 1年後に+50〜100%のリターン
過剰反応を利用
理由3:「平均への回帰」の原理
統計学の基本原理
平均への回帰:
極端な値は、やがて平均に戻る傾向がある
例:
身長が極端に高い親
→ 子供はやや低くなる傾向
身長が極端に低い親
→ 子供はやや高くなる傾向
株価も同じ:
-2σ(極端に安い)
→ 中央値(平均)に戻る傾向
これが統計学の原理
株価での実例
ある銘柄の過去3年の平均株価:
1,000円
現在:
-2σで850円
統計的予測:
やがて1,000円付近に戻る
実際:
過去のデータを見ると、
-2σから中央値に戻る確率は約80%
かなり高い
だから買いサイン
理由4:リスク・リターンのバランスが良い
リスクとリターンの比較
-2σで購入した場合:
下落リスク(さらに下がる):
-2σ → -3σ
約150円の下落(15%程度)
上昇リターン(中央値まで戻る):
-2σ → 中央値
約150円の上昇(17.6%程度)
さらに上昇(+2σまで):
約300円の上昇(35%程度)
リスク:15%
リターン:17〜35%
リスク・リターン比:1:1.2〜2.3
良いバランス
中央値で購入した場合との比較
中央値(1,000円)で購入:
下落リスク:
1,000円 → -2σ(850円)
-150円(-15%)
上昇リターン:
1,000円 → +2σ(1,150円)
+150円(+15%)
リスク・リターン比:1:1
普通
-2σの方が有利
-2σと-3σの違い
-3σタッチの意味
統計的意味
-3σ:
99.7%の確率で±3σ内に収まるはず
-3σより下:
0.15%の確率(約1/666)
ほぼ起こらない異常事態
原因:
- 大暴落
- 企業の重大な問題
- 倒産リスク
-2σより深刻
-2σと-3σ、どちらが買い?
-2σ派の意見
メリット:
- リスクが低い
- 底値を確認しやすい
- 倒産リスクが低い
-3σまで行く:
本当に問題がある可能性
-2σで十分
安全重視
-3σ派の意見
メリット:
- より大きなリターン
- 反発力が強い
- 底値圏の可能性が高い
-3σまで行く:
過剰反応の極致
→ 大きなリバウンド
リターン重視
株研メソッドの推奨
基本:-2σ
理由:
リスクとリターンのバランス
でも:
-3σタッチ後に-2σまで戻った銘柄
→ さらに良い
具体的には:
1. -3σまで下落
2. 反転して-2σまで戻る
3. 2ヶ月連続陽線が出る
4. この時点で購入
これが最強パターン
-2σタッチの実践的な使い方
パターン1:-2σに初めてタッチ
状況
過去のチャート:
長期間、中央値付近で推移
突然:
悪材料で-2σまで急落
初めての-2σタッチ
判断
注意:
すぐには買わない
理由:
さらに-3σまで下落する可能性
対応:
様子見
次の月も-2σ付近なら検討
慎重に
実例
AAA株:
2024年6月:
悪材料で-2σまで急落
株価:800円
判断:
様子見
7月:
さらに下落、-3σタッチ
株価:750円
8月:
反転、-2σまで戻る
株価:820円
9月:陽線
10月:陽線(2ヶ月連続陽線)
判断:
10月末に購入★
株価:850円
その後:
半年で1,200円(+41%)
慎重に待って正解
パターン2:-3σタッチ後に-2σまで戻る
状況
過去のチャート:
-3σまで大暴落
その後:
反転して-2σまで戻る
これが最高のパターン
判断
-3σタッチ:
底値圏確認
-2σまで戻る:
反転確認
2ヶ月連続陽線:
上昇トレンド確認
→ 購入
理想的な買いサイン
実例
BBB株:
2020年3月:
コロナショックで-3σまで暴落
株価:500円
4月:
反転、-2σまで戻る
株価:650円
5月:陽線
6月:陽線(2ヶ月連続陽線)
判断:
6月末に購入★
株価:700円
その後:
1年で1,400円(+100%)
-3σからの反転を利用
大成功
パターン3:-2σ付近で横ばい
状況
過去のチャート:
-2σまで下落後、横ばい
数ヶ月間:
-2σ付近をウロウロ
なかなか上がらない
判断
注意:
底値形成中の可能性
でも:
時間がかかる
対応:
2ヶ月連続陽線が出るまで待つ
明確な上昇サインを確認してから
実例
CCC株:
2023年1月:
-2σタッチ
株価:600円
1〜6月:
-2σ付近で横ばい
600〜650円をウロウロ
7月:陽線(700円)
8月:陽線(750円)
判断:
8月末に購入★
株価:750円
その後:
6ヶ月で1,050円(+40%)
我慢して待って正解
パターン4:-2σを割り込む(ダマシ)
状況
-2σタッチ後:
一旦反転したように見えた
でも:
再び下落
-2σを割り込んで-3σへ
ダマシ
判断
-2σタッチで購入した場合:
損切りライン(-15%)に注意
割り込んでさらに下落:
損切りを検討
ルールを守る
実例
DDD株:
2024年3月:
-2σタッチ
株価:800円
4月:陽線
5月:陽線
判断:
5月末に購入
株価:850円
6月:
悪材料で急落
-3σまで下落
株価:650円
損切りライン(723円)到達:
損切り実行
損失:-15%
その後:
さらに500円まで下落
損切りして正解
-2σタッチを見逃さない方法
方法1:定期的なチェック
株研メソッド:
月1回、月末にチェック
手順:
1. 候補銘柄リストを用意(過去10年IPO等)
2. 月末に全銘柄をチェック
3. -2σタッチの銘柄をリストアップ
4. 次の月も継続観察
これで見逃さない
方法2:証券会社のスクリーニング
楽天証券やSBI証券:
スクリーニング機能あり
条件設定:
- テクニカル指標
- ボリンジャーバンド-2σ以下
検索:
条件を満たす銘柄がリストアップ
便利
方法3:アラート設定
チャートツール:
アラート機能
設定:
「-2σタッチで通知」
通知:
メールやアプリで通知
見逃さない
ただし:
株研メソッドは月1回チェックなので、
アラートは不要
参考まで
よくある質問
Q1:-2σタッチで必ず上がる?
A:いいえ、100%ではありません。約80%です。
統計的に:
-2σから中央値に戻る確率は約80%
つまり:
20%は戻らない、またはさらに下落
だから:
損切りルール(-15%)が必須
リスク管理が重要
Q2:-2σタッチ後、すぐに買っていい?
A:いいえ、2ヶ月連続陽線を待ってください。
-2σタッチ:
底値圏の可能性
でも:
さらに下落する可能性もある
確認:
2ヶ月連続陽線
= 上昇トレンド確認
この後に購入
これが株研メソッド
Q3:-1σタッチではダメ?
A:ダメではないですが、リターンが小さい。
-1σタッチ:
やや安い程度
リターン期待値:
-1σ → 中央値:約10%
-1σ → +2σ:約25%
-2σタッチ:
-2σ → 中央値:約17%
-2σ → +2σ:約35%
-2σの方が大きい
-2σを推奨
Q4:+2σタッチは売りサイン?
A:はい、統計的に「高すぎる」ので売りサインです。
+2σタッチ:
統計的に「異常に高い」
予測:
中央値に戻る可能性が高い
= 下落する可能性が高い
判断:
売却
株研メソッドの売りルール
まとめ:-2σタッチは科学的な買いサイン
今日の重要ポイント
- -2σの統計的意味
- 95.4%の確率で±2σ内に収まる
- -2σより下は約2.3%の確率
- 統計的に「異常に安い」
- なぜ買いサインなのか
- 統計的に安すぎる
- 市場の過剰反応
- 平均への回帰の原理
- リスク・リターンのバランスが良い
- -2σと-3σの違い
- -3σ:より深刻、リターンも大きいがリスクも
- -2σ:バランスが良い
- 推奨:-3σタッチ後に-2σまで戻った時
- 実践的パターン
- 初めての-2σタッチ:慎重に
- -3σ後の-2σ戻り:最高
- -2σ横ばい:陽線を待つ
- -2σ割り込み:損切り
- 必ず2ヶ月連続陽線と組み合わせる
- -2σタッチだけでは不十分
- 2ヶ月連続陽線で上昇確認
- 両方満たして初めて買い
実践のためのチェックリスト
銘柄探索時:
□ -2σまたは-3σにタッチしているか?
□ その後反転しているか?
□ 2ヶ月連続陽線が出ているか?
□ 現在も-1σ以下か?(上昇余地あるか)
購入判断時:
□ -2σタッチが確認できる
□ 2ヶ月連続陽線が確認できる
□ まだ上昇余地がある
□ その他の条件も満たす
購入後:
□ 損切りライン(-15%)を設定
□ +2σ到達を待つ
□ 焦らず保有
最後に:統計と規律の組み合わせ
-2σタッチは、統計的根拠のある買いサインです。
感覚ではなく、統計
主観ではなく、客観
これが勝てる理由
でも、100%ではありません。
約80%の勝率
20%は負ける
だから:
損切りルールが必須
リスク管理と組み合わせる
-2σタッチ + 2ヶ月連続陽線 + 損切りルール
この3つの組み合わせが:
株研メソッドの核心
統計的根拠 + トレンド確認 + リスク管理
最強の組み合わせ
-2σタッチを理解して、科学的に投資しましょう!
次回は、「出来高急増は何を意味するのか?【注目度の指標】」を解説します。
一緒に、統計に基づいた投資で、確実に利益を積み重ねていきましょう!
今日のポイント:
- -2σ = 統計的に95.4%の範囲外、約2.3%の確率で発生
- 買いサインの理由:異常に安い、過剰反応、平均回帰、良好なリスクリターン比
- -3σタッチ後に-2σ戻りが最高のパターン
- 必ず2ヶ月連続陽線と組み合わせる、単独では不十分
- 勝率約80%、損切りルール必須で残り20%に対応
- +2σは売りサイン、統計的に高すぎる
- 統計的根拠に基づく科学的な投資手法

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