出来高の少ない株で売れなくなった苦い経験
こんにちは!今日は、私の最も苦い教訓の一つをシェアします。
「出来高の少ない株で売れなくなった」
「出来高って何?」
「なぜ売れなくなるの?」
「どれくらいあればいい?」
今日お話しするのは、
私が2016年に出来高の少ない株を購入して、
売りたくても売れない地獄を味わった実話です。
この失敗があったからこそ、
株研メソッドでは出来高10万株/日以上を条件にしています。
出来高とは何か?
基本的な定義
出来高とは
出来高(できだか):
1日に売買が成立した株数
英語:
Volume(ボリューム)
例:
1日に100万株の売買が成立
→ 出来高100万株
単位:
株、または千株
チャート上での表示
ローソク足チャートの下部:
棒グラフで表示
高い棒:
出来高が多い日
低い棒:
出来高が少ない日
一目で分かる
出来高の意味
出来高が多い = 流動性が高い
流動性:
売買のしやすさ
出来高が多い:
- 買いたい時に買える
- 売りたい時に売れる
安心
出来高が少ない = 流動性が低い
出来高が少ない:
- 買いたくても買えない
- 売りたくても売れない
危険
出来高の目安
株研メソッドの基準
推奨:
10万株/日以上
理由:
これ以上あれば、
大抵の場合、売買できる
10万株未満:
流動性リスクあり
避けるべき
出来高別の分類
【超大型株】
100万株/日以上
例:トヨタ、ソフトバンクG、ファーストリテイリング
→ 非常に売買しやすい
【大型株】
50万株〜100万株/日
例:日経225の多く
→ 売買しやすい
【中型株】
10万株〜50万株/日
→ まあまあ売買できる(株研メソッドの最低ライン)
【小型株】
1万株〜10万株/日
→ 売買が難しい場合あり(要注意)
【超小型株】
1万株/日未満
→ 非常に売買が難しい(絶対避ける)
私の大失敗:2016年11月
背景
投資サービスの罠
2016年11月初旬:
メール受信:
某投資情報サービスから
「注目銘柄!今週中に2倍!」
銘柄:
II株(仮名、バイオ関連)
内容:
「画期的な技術開発」
「株価500円が1,000円になる」
私:
「2倍か...」
「これは買うしかない」
誘惑に負ける
チェックを怠る
確認したこと:
✓ 株価:500円(1,000円以下)
✓ 事業内容:バイオ関連(よく分からないけど)
確認しなかったこと:
✗ 出来高
✗ ボリンジャーバンド
✗ 2ヶ月連続陽線
完全にルール無視
投資情報に飛びつく
購入(11月7日)
購入の判断
購入:
II株
500円 × 1,000株 = 500,000円
購入理由(感情的):
「投資サービスが推奨してる」
「2倍になるらしい」
「早く買わないと」
根拠:
ゼロ
完全にギャンブル
購入時の出来高
II株の通常の出来高:
約5,000株/日
購入日(11月7日)の出来高:
約30,000株/日
理由:
投資サービスの推奨で一時的に増加
「出来高が増えてる!やっぱり注目されてる!」
勘違い
これが罠
最初の2日間:天国
株価上昇(11月8日〜9日)
11月8日:
500円 → 550円(+10%)
「やった!」
11月9日:
550円 → 600円(+20%)
「投資サービスすごい!」
「このまま1,000円まで行くかも!」
有頂天
この時点で売っておけば...
転落の始まり:出来高の急減
11月10日:急落
株価:
600円 → 520円(-13.3%)
出来高:
30,000株 → 8,000株に急減
理由:
投資サービスに飛びついた人が
一斉に売り抜け
私:
「一時的な下落だろう」
「また上がる」
保有継続
大間違い
11月11日〜14日:さらに下落
11月11日:500円
11月14日:480円
11月15日:450円
出来高:
5,000株/日程度に戻る
「やばい...」
でも:
「損切りラインまではまだある」
「戻るかもしれない」
保有継続
地獄の始まり:売りたくても売れない
11月16日:売却を決意
株価:430円(-14%)
判断:
「もうダメだ」
「損切りラインに近い」
「今のうちに売ろう」
売却注文:
430円で1,000株の売り注文
売れない現実
11月16日 9:00:
売り注文を出す
10:00:
約定なし(売れていない)
11:00:
約定なし
12:00:
約定なし
15:00(大引け):
約定なし
1株も売れず
「なんで!?」
パニック
理由を理解する
板情報を確認:
買い注文:
420円で200株
410円で100株
400円で300株
売り注文(私も含む):
430円で5,000株
440円で3,000株
売りたい人:多い
買いたい人:少ない
需要と供給が不均衡
売れない
値段を下げる悪循環
11月17日:値段を下げて売り注文
判断:
「430円では売れない」
「値段を下げよう」
売却注文変更:
420円で1,000株
結果:
200株だけ約定
残り800株は売れず
「一部だけ...」
焦り
11月18日〜21日:さらに値段を下げる
11月18日:
410円で売り注文
→ 100株だけ約定
11月21日:
400円で売り注文
→ 300株だけ約定
累計:
200 + 100 + 300 = 600株売却
残り:400株
まだ売れない
株価はさらに下落:
400円 → 380円
最終的な売却
12月初旬:投げ売り
株価:350円
判断:
「もう我慢できない」
「成行で売る」
成行注文:
400株
結果:
平均約定価格:340円
ようやく全て売却
最終損失
【売却内訳】
200株 × 420円 = 84,000円
100株 × 410円 = 41,000円
300株 × 400円 = 120,000円
400株 × 340円 = 136,000円
売却額合計:
381,000円
購入額:
500,000円
損失:
-119,000円(-23.8%)
約-12万円の損失
さらに深刻な問題
売却期間:
約1ヶ月
この1ヶ月間:
- 毎日、売れるかどうか気になる
- 本業に集中できない
- 精神的ストレス大
- 家族にも八つ当たり
金銭的損失:-12万円
精神的損失:計り知れない
この失敗から学んだ10の教訓
教訓1:出来高は最重要チェック項目
出来高:
購入前に必ず確認
推奨:
10万株/日以上
これを守れば:
売りたい時に売れる
絶対確認
教訓2:一時的な出来高増加に騙されるな
投資サービスの推奨:
一時的に出来高が増える
でも:
数日で元に戻る
通常の出来高:
これを確認する
過去1ヶ月の平均を見る
教訓3:買えても売れないリスク
出来高が少ない株:
買う時は買える(売る人がいる)
でも:
売る時は売れない(買う人がいない)
非対称
買う前に考える
教訓4:板情報を確認する
板情報:
買い注文と売り注文の一覧
確認:
買い注文が十分にあるか
買い注文が薄い:
売れないリスク
必ず確認
教訓5:成行注文でも売れない
成行注文:
値段に関係なく売る注文
でも:
買い注文がなければ売れない
出来高が少ない株:
成行でも売れない場合あり
恐怖
教訓6:投資情報サービスを信用しない
投資情報サービス:
出来高の少ない株を推奨することが多い
理由:
自分たちが先に買っておいて、
個人投資家に買わせて、
自分たちは売り抜ける
カモにされる
信用しない
教訓7:時間も資源
売却に1ヶ月:
時間の無駄
この1ヶ月:
他の銘柄に投資できた
機会損失
時間も大切な資源
教訓8:精神的ストレスは金銭以上
金銭的損失:
-12万円
精神的ストレス:
- 毎日、売れるか心配
- 本業に集中できない
- 家族関係悪化
これは金銭以上に辛い
避けるべき
教訓9:流動性リスクを甘く見ない
流動性リスク:
売りたい時に売れないリスク
一見、地味なリスク
でも:
実際に経験すると地獄
甘く見ない
教訓10:ルールには理由がある
株研メソッド:
「出来高10万株/日以上」
この理由:
私のこの失敗から生まれた
ルールには理由がある
必ず守る
なぜ株研メソッドは出来高10万株以上なのか
理由1:確実に売買できる
10万株/日以上:
ほとんどの場合、売買できる
計算:
1,000株売りたい場合
10万株/日なら、全体の1%
問題なく売れる
安心
理由2:適正価格で売買できる
出来高が多い:
需要と供給のバランスが取れている
売買価格:
適正価格で売買できる
出来高が少ない:
需要と供給が偏っている
売買価格:
不利な価格でしか売買できない
公平性
理由3:精神的に楽
出来高が多い:
「いつでも売れる」という安心感
精神的に楽
出来高が少ない:
「売れるかな...」という不安
精神的に辛い
メンタルも大事
理由4:機会損失を防ぐ
売りたい時に売れる:
次の投資にすぐ移れる
売れない:
資金が拘束される
他の機会を逃す
機会損失
効率的な資金運用
理由5:成行注文も機能する
出来高が多い:
成行注文が機能する
緊急時:
すぐに売却できる
出来高が少ない:
成行注文でも売れない
緊急時に困る
リスク管理
出来高の確認方法
方法1:証券会社のサイト
手順:
1. 銘柄コードを入力
2. 銘柄情報ページを開く
3. 「出来高」の項目を確認
表示:
当日の出来高
過去の平均出来高
簡単
方法2:チャートギャラリー
表示:
チャートの下部に棒グラフ
確認:
過去数ヶ月の出来高を一目で確認
平均:
目視で判断
「大体このくらい」
視覚的
方法3:スクリーニング機能
証券会社のツール:
スクリーニング機能
条件設定:
「出来高10万株以上」
検索:
条件を満たす銘柄のみ表示
効率的
よくある質問
Q1:10万株は絶対?少しくらい下回ってもいい?
A:厳守してください。例外を認めると危険です。
「9万株ならいいかな」
「8万株でも大丈夫そう」
これが危険
一度例外を認めると:
「7万株も...」
「5万株も...」
歯止めが効かない
10万株は絶対
Q2:出来高は毎日変わるけど、いつの出来高を見る?
A:過去1〜3ヶ月の平均を見てください。
当日の出来高:
たまたま多い日もある
過去1〜3ヶ月の平均:
実態に近い
確認:
「平均出来高」の項目
これを見る
Q3:出来高が多ければ多いほどいい?
A:基本はYES。でも、他の条件も大切。
出来高:
多い方が良い
でも:
出来高だけで判断しない
他の条件:
- -2σ付近
- 2ヶ月連続陽線
- 株価1,000円以下
- 事業内容の理解
総合的に判断
Q4:出来高が急増したら買い?
A:いいえ、むしろ注意。一時的な可能性。
出来高の急増:
何らかのニュースがあった可能性
注意:
- 投資サービスの推奨
- 仕手筋の介入
- 一時的な材料
すぐに元に戻る可能性
通常の出来高を重視
まとめ:出来高は命綱
今日の重要ポイント
- 出来高とは
- 1日に売買が成立した株数
- 流動性の指標
- 売買のしやすさを表す
- 私の失敗
- 2016年11月、出来高5,000株/日の株を購入
- 売りたくても売れない地獄
- 1ヶ月かかって売却、-12万円の損失
- 10の教訓
- 出来高は最重要チェック項目
- 一時的な増加に騙されるな
- 買えても売れないリスク
- 投資情報サービスを信用しない
- 流動性リスクを甘く見ない
- なぜ10万株以上なのか
- 確実に売買できる
- 適正価格で売買できる
- 精神的に楽
- 機会損失を防ぐ
- 成行注文も機能する
- 確認方法
- 証券会社のサイト
- チャートギャラリー
- スクリーニング機能
最後に:私の失敗があなたの教訓に
私は、出来高の少ない株で売れない地獄を味わいました。
金銭的損失:
-12万円
精神的損失:
- 1ヶ月間のストレス
- 本業への悪影響
- 家族関係の悪化
計り知れない
あなたは、私の失敗から学んでください。
出来高の確認:
必須
推奨:
10万株/日以上
例外:
認めない
絶対守る
株研メソッドのルール
購入前のチェックリスト:
✅ -2σ付近
✅ 2ヶ月連続陽線
✅ 株価1,000円以下
✅ 出来高10万株/日以上★
✅ 事業内容の理解
全て満たして初めて購入
出来高を忘れない
絶対に、出来高の少ない株には手を出さないでください。
売りたくても売れない地獄は、本当に辛いです。
今日のポイント:
- 出来高 = 1日の売買成立株数、流動性の指標、売買のしやすさ
- 実体験:2016年11月、出来高5,000株/日の株を購入、売却に1ヶ月、-12万円損失
- 10の教訓:出来高最重要、一時的増加は罠、買えても売れない、板情報確認必須
- 株研メソッド基準:10万株/日以上、確実に売買でき、精神的に楽、機会損失防止
- 一時的な出来高増加に騙されない、過去1〜3ヶ月の平均を確認
- 投資情報サービスは出来高少ない株を推奨、カモにされる
- 絶対に例外を認めない、10万株は厳守、流動性リスクは地獄

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